元ミスタイランドのニップレス訴訟事件とタイのサービス業界の課題

元ミスタイランドのKanokkorn Jaicheunさん
元ミスタイランドのKanokkorn Jaicheunさん
タイニュース

元ミスタイランドで現役モデルのKanokkorn Jaicheunさんが、美容クリニックとちょっとした揉め事を起こしている。

本人確認なしで印刷してしまったバンコクで人気の美容クリニック

問題が起きたのはバンコクにある「THE SIBS CLINIC」という美容クリニックの誌面広告。

元ミスタイランドで、現役モデルのKanokkorn Jaicheunさんは昨年の10月、「THE SIBS CLINIC」の専属広告モデルとして契約。その後、同クリニックは雑誌に彼女を起用した広告を掲載するためPR誌面を制作していた。

その際、広告誌面を制作したデザイナーが誤ってニップレスが映っていた写真を使用してしまい、担当者は印刷前に修正し本人に再確認することを約束していた。しかし、実際に印刷されたものは修正が施されていなく、無様な状態で掲載されたということで彼女は激怒。

彼女は即日このミスについて同クリニックに問い合わせたが店舗側はそれを無視。彼女は責任逃れされたということで、警察に通報、刑事・民事訴訟を起こすことになった。

警察に通報した元ミスタイランドのKanokkorn Jaicheunさん

ローカルの業者のサービス品質がなかなか上がらない

過去の日本と同様にタイも都市化がすすむにつれ様々なサービス業が盛りあがりつつある。しかし、その一方でサービス自体の品質はなかなか向上していない現実もある。今回の「ニップレス訴訟事件」の原因は再確認しなかった店舗側の責任でもあり、それに気が付かなかった制作元にも問題があるように思える。

単に日系企業のサービス品質が高すぎるという事も考えられるが、タイのローカル印刷企業は会社によっては比率を強制変更した写真や企業ロゴ、低解像度の写真の使用など発注元の企業ブランドを考慮せず自分たちのやりやすいように紙面構成する業社をときおり目にする。

問題があった誌面(拡大不可)

問題があった誌面(拡大不可)

最近は印刷費用(紙代やインク代)も値上がりしており、タイの大手日系企業も現地の即席印刷業者を使っていることがある。

しかし、ローカル企業に発注することは印刷品質のみならず、今回のように制作ディレクションもブレることがあるため、最終印刷まではマメに内容を確認し、慎重に作業を進めることが大事だと思う。

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