タイの報道によると8月31日、タイのプミポン国王がタイ軍のプラユット氏を暫定内閣として承認したことを発表しました。
閣僚の3分の1が軍と警察で構成
首相を務める陸軍総司令官であるプラユット将軍は総勢32名の暫定内閣を構成。そのうちの3分の1にあたる12名は軍人または警察官(陸軍9人、海軍1人、空軍1人、警察1人)。今回の暫定政権の期間は約1年で、政権改革を進めた後、改めて総選挙を実施し民政に戻す計画とのこと。
3分の1が元軍人か警察賄賂・裏金は許さん!硬派な軍事政権
今後は同氏を中心に軍・警察さながらの力強い政策を展開する方針で、「モラルが低い閣僚は更迭!」、「汚職行為を取るものは刑務所行き!」という大胆な宣言も打ち出している。
プラユット氏は重ねて国内の報道番組で、「国家と国民のために最善を尽くすので、国民の皆様もタイ王国のことを第一に考えて力を合わせてほしい」とタイ国民に対して協力を要請。これまで、汚職行為などが充満していたタイ王国が、硬派な軍事政権によって少しずつ整理されていくように見える・・・