暑季で乾燥した今の時期は、季節に応じた新鮮で美味しい「山の幸」が市場に出回る。
人気があるのは「アジアジムグリガエル」「赤アリの卵」「ドゥアン・マプラーオ(ヤシオオオサゾウムシ/椰子大長象虫)の幼虫」などの食用の昆虫や、若芽や葉を食べる「パック・ワーン・パー」という植物。この時期の住民の収入源にもなっている。
「アジアジムグリガエル」
地元民によると、「アジアジムグリガエル」は暑い時期や5月~6月の雨季だけ販売される。1kg当たり240バーツ。
「パック・ワーン・パー」・「赤アリの卵」
「パック・ワーン・パー」と「赤アリの卵」も、暑季を含む2月初め~6月にかけて、特にたくさん出回る。この「パック・ワーン・パー」と「赤アリの卵」入りのスープはこの時期の人気メニュー。
「ドゥアン・マプラーオ(ヤシオオオサゾウムシ/椰子大長象虫)の幼虫」
おやつとしての「ドゥアン・マプラーオ」のフライも、変わったメニューだが火を通すと美味しい。この時期だけのお楽しみのメニューだ。
「ドゥアン・マプラーオ」は珍しい食べ物でなかなか見つけられないものの一つ。新鮮な「ドゥアン・マプラーオ」は、食べられるのはこの時期だけのため、1kg当たり約500バーツとかなり高価だ。
これから雨季にかけては、変わった「山の幸」が出回る時期。このような食べ物を好む方は必ず口にできるだろう。
Source: thairath