タイの高校や大学で日本語を学び、日本の大学や専門学校への進学(留学)を希望するタイ人の若者を支援する喫茶店「J-cafe」が、バンコクのエカマイ・ソイ12にオープンした。タイ人学生に限定だが、今ならコーヒー1杯10バーツのプロモーション中!
日本でITコンサルなどを展開する株式会社クリスクが運営。同社は2年半前にタイに進出、当初はweb作成の事業などに取り組んでいたが、タイの大学生らを支援する事業が少ないことに気づき、J-cafeのオープンを思い立った。
店内は、日傘や竹、堀炬燵など日本を思わせる装飾品や造りで統一。タイ人学生らが落ち着いて自由に日本語を勉強できるように、日本語の参考書も常備した。モニターでは日本の四季や、日本の大学生活などを紹介。「コーヒー1杯で何時間でも勉強ができ、日本を知ることができます」と同社の中島奉文会長。
店内奥左には「教室」代わりにもなる個室もあり、先生役の日本人や日本語を覚えたいタイ人学生らが集まれば、いつでもレッスンが開始できる。使用料などはかからない。事前に申し込みがあれば、キッチンも無料で貸し出す。
当面は午前11時から午後6時までの営業。夜間はレストランとして運営する。中島会長は「どうしたら留学できるのか知らないタイ人の学生も多い。多くのタイの若者に日本の魅力を知ってもらい、留学の一助にしてもらえれば」と話す。
13日(水)には、日本で年中行事となった「バレンタインデー」をもっと知ってもらおうと、自作チョコレートの講習会を開催する。日本人、タイ人を問わず広く参加を呼びかけている。午前10時~午後2時。参加費大人1人200バーツ(子供無料)。詳しくは次のURLまで。
www.facebook.com/jcafethai