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過激派組織イスラム国がタイを狙う2つ理由

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過激派組織イスラム国(ISIL)がタイのロシア関係施設及び地域をターゲットとしたテロを起こす可能性があると、ロシアの情報機関がタイ当局に警告していたことがわかった。しかし、なぜイスラム国がタイをターゲットとしたのか・・・それについては2つの理由が考えられる。

要因1 以前からロシア人が急増していた。

年間約160万人のロシア人が訪れるタイ。観光目的の一般人のほか近年は出稼ぎで不法労働を続けるロシア人の数も多くなった。夜遊びリゾート地として知られるパタヤはウクライナ問題で一時的に減少したものの、南プーケットには未だに多くのロシア人が住んでいる。

外国人が増えるパタヤ
外国人が密集するパタヤ

要因2 入国管理のセキュリティがゆるい

タイは事件などの影響で一時的に監視業務が強化されても、数ヶ月で以前の状態に戻ってしまうのが現状。10年ほど前に比べると厳しくなった面もあるが「バックパッカーの聖地」と言われるカオサン通りでは現在も偽造パスポートを発行することが可能なため、場合によってはテロリストに隙を与えてしまうことにもつながる。

カオサン通りの偽造パスポート売り場
カオサン通りの偽造パスポート売り場

現在も真相は定かではない・・・

タイのソンポン副報道官は過激派組織イスラム国とつながりのあるシリア人10人が10月15日から31日にかけてタイに入国し、バンコクに2人、プーケットに2人、パタヤに4人が向かったほか、残る2人の行き先は不明と語った。

しかし、一部のタイメディアではタイ国家警察の通達文書が本物であることは認めているが、身元や実際にテロ目的で入国したかどうかは確認できてないとも説明している。

日本の外務省をはじめ報道メディアは挙って今回のニュースを報じたが、タイ国内でも情報が錯綜しており真相はつかめていない。万が一のトラブルを避けるためにもここ数週間は注意が必要だ。

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