タイ東北部はイーサン地方にあるチャイヤプーム県にて、タイで最も激しいといわれる集団出家儀式が行われました。
お坊さんになるための出家儀式
タイでは男性は一生に一度出家して数日間かお寺で修行することが義務付けられており、地方の町や集落では定期的に出家儀式が行われています。そんな中、今回紹介するのは5月9日にチャイヤプーム県のノンスラオ村で開催された集団出家儀式。
毎年、5月に行われるこの村恒例の出家儀式。お坊さんになるため午前中は自宅で断髪し、午後からは村のお寺(ワットターケー)にて激しい儀式が始まります・・・
ほぼ悪乗り気味に神輿を揺らし盛り上がる地元の男たち・・・
どうして振りまくる理由とは!?
とにかく神輿を振りまくる変わった儀式、この神輿を振る行為には2つの意味があるようです。
1.出家する息子がどんな試練にも耐えられる忍耐力がつくように。
2.妊娠中のお母さんの辛さを少しでも息子に実感してもらうため。
ノンスラオ村の出家儀式は見た目的にもインパクトがあるため、近年はタイ国内観光客も視野に入れて盛り上げているとのこと。
脱臼してもおかしくないくらいの激しさですが、来年はさらに多くの国内観光客が増えるのでしょうか。
source:cliphotkhaohit