陸運局はこのほど、スマートフォンを使った配車アプリ「Grab」の合法化に向けた基準作りを進める方針を発表した。シンガポールで開発された同配車サービスは現在タイを含む東南アジア各国で普及し、海外旅行者の利用も増加している。
同局関係者によると、具体的な合法化の時期は未定だが、すでにサービスが導入されている英国や豪州の事例を参考にタイ独自のルール作りを行うという。またこれに併せて、現在はタクシーやバイクタクシーの配車のみだが、近く水上ボートにも対応するとしている。
一方、同配車サービスに登録していないタクシー会社やソンテウ運転手らの間では、自分たちの客を奪われかねないとして合法化に反対する意見も寄せられている。
source:voicetv