バンコクは比較的日本人が住みやすい東南アジアの巨大都市。
都内には沢山の邦人が住んでいるため誰でも比較的安心して生活できる場所ではあるが、日本から住みついた外国人である以上”アウェー”という立場で、時にさまざまな危険が付きまとう。
特に夜間の外出時などは横断歩道がない場所での横断や、夜間での女性のタクシー乗車など油断をすると大変な事故を引き起こす。
その中でも最も危険とされているのが「歩道橋」。一般道には犯罪防止のためにあらゆる場所に防犯カメラが設置されているが、古びた歩道橋には設置されておらず地元の人すら防止策がないほど、これまでに多数の通り魔やレイプなどの犯罪が起きてきた。
そんな中、タイのテレビ局チャンネル3はバンコク都内の危険な歩道トップ10を発表した。
地元テレビ局が発表したバンコク都内の危険な歩道橋トップ10
1 JAEレンショップ – ウィパワディ·ロード
2 ソイウィパワディ – ソイ4側の保護区生活センター
3 退役軍人総合病院 – ウィパワディ通り
4 サミエンナレー寺院 – ウィパワディラファイエット
5 カセサート大学 – ガムウォンワンゲート通り
6 サロード寺院 – スクサワット通り
7 ソイチャランサニットウォン46
8 ワノタイマーケット – ラマ4世通り
9 ソイ – ペッチャカセム92
10 クリサダナコンビレッジ – ブロムラチョ二通り
タイ警察は上記の歩道橋へリアルタイムで監視ができる防犯カメラの設置を検討しているという。
歩道橋だけではないバンコク都内の危険な道路
今回、チャンネル3が発表した以外の場所としては、チャオプラヤー川に掛かる橋(ピンクラオ橋、タークシン橋、タークシン橋、ラマ3世橋、クルンテープ橋など)があげられる。
都内にある橋の上からの夕焼けや夜景撮影は本当に綺麗ではあるが、橋の上は歩道橋と同様に歩行者を挟み撃ちにできる環境があり以前にも多数の事故が起きている。
タイでの生活に慣れた人は裏路地などを通ることも増えるため、夜間の移動には改めて注意してほしい。