タイの僧侶の半生を描いた映画「タイバーン・ザ・シリーズ2.2」が、先行上映開始の2日前に迫った11月20日、不適切なシーンがあることを理由に急遽上映禁止となった。
興行収入5,000万バーツ以上を記録した大ヒット映画「タイバーン・ザ・シリーズ」の続編で、映画関係者のみならず多くの人が落胆している。
映画は不適切とされたシーンを省き上映
同映画のオーム監督によると、問題視されているのは僧侶が亡くなった交際相手の棺の前で泣くシーン。なぜ不適切という判断になったのか詳細は不明という。上映禁止は映画の宣伝手法の1つではないかという声が上がっていることに対し、同監督は「キャストやスタッフら皆が上映禁止を悲しんでいる。宣伝ではない」と説明した。
その後、映画は不適切とされたシーンを省き、同24日に上映をスタート。同24~25日の2日間だけで4,600万バーツの興行収入があり、早くも週間1位に輝いた。
source:Khaosod