「チャオプラヤー・エクスプレス」のスパーパン社長は、1日の平均乗車数が最盛期の5万人から1万人に激減する現状を受け、コスト削減などの対策を講じ、運航を継続させる考えを示した。
コスト削減の具体策として同社長は、使用燃料の切り替えを示唆。最新技術を持つドイツ企業と協同し、従来のガソリンから電動バッテリーに移行するという。また、現在の1日32隻から10隻程度に便数を減らし、効率化を図る。同社長は「利益は減少しているが、できる限り運航を続けたい。旅客船業への投資に興味を持っている企業や、外国人観光客のニーズに応えたい」と話している。
業績悪化の要因には、利用者の減少の他、1人3.5バーツと低運賃であること。さらに、橋の増加などが挙げられる。
source:DailyNews