タイの高架鉄道BTSを運営する「BTSC」(バンコク・マス・トランジット・システム)社のスンポン・ラオハアンヤー氏は、来月4月1日に現行の運賃を5〜6%値上げする予定があると述べました。
4月値上げはありえない?
今のところ同社からの公式アナウンスは発表されていないが、タイの地元報道によると現在の15〜42バーツの運賃が、20-60バーツに変更される可能性があるとのこと。
しかし、本来、公共交通料金の値上げについては経費と消費者物価を参照にして慎重に決める必要があり、実際に値上げする場合は30日前に通告するように定められているため現時点では確定的ではないとの見方もある。
タイ民間企業が運営するBTS
BTSはバンコクの主要交通機関であるが、不動産事業をなどの出資によって民間企業として運営されている。1日当たり乗客は約70万人ともいわれおり、2014-15年決算期では約17億の利益を出している。
物価上昇と並行して交通機関の値上げは過去にも度々噂されていたが、もし、今回、値上げが確定すれば2013年の6月以来約2年ぶり改定。物件価格の高騰は不動産投資家などが打撃をうけるが、交通機関の値上げとなるとタイ国民や移住外国人に影響するため、なるべく据え置きになることを望みたいところ・・・
SOURCE:mthai.com