バンコクを走る高架鉄道BTSは25日から通信システムのトラブルが続き連日運行が遅れている状態だ。
2日連続の遅延トラブル
25日は、午前6時過ぎに信号システムの不具合が発生。26日の朝も同じく信号システムの不具合が続き、スクムビット線とシーロム線の運行が大幅に遅れオンヌット駅では利用者が駅構外まで溢れ出した。各駅構内のアナウンスでは「システムトラブルにより10分ほどの遅れが生じています」という放送が流れているが、実際は20分以上で場所によっては1時間近く止まっている駅もあったようだ。
原因はスマホによる電波干渉!?
高架鉄道を運営するBTS公社の発表によると、連日続いている遅延トラブルはスマートフォンやタブレットによる無線周波数干渉。しかし、技術提供をしているDTAC社はこれらの理由を否定している。
バンコクの高架鉄道トラブルで都市機能が完全麻痺。乗車を諦めて下車するタイ人。(一駅で約20分以上の停止も)#バンコク #タイ #トラブル @BTS_SkyTrain pic.twitter.com/SkfAEop6BA
— タイ専門のウェブマガジン ANNGLE (@annglemag) 2018年6月26日
BTS公社の発表に批判殺到
現在は両社が協力して電波干渉を分離しようとしているが、断続的に発生する遅延トラブルは今週末まで続く可能性もあるとのこと。タイ国内のソーシャルメディアではBTS公社の経営陣の責任を問う批判コメントが殺到しており、一部では日本の電車運営システムを見習うべきだという声も上がっている。
source:kapook.com