新しいモノレールと高速道路の着工へ一歩前進
ノンタンブリーにあるケーライからバンカピのラム・サリーまでを結ぶ予定のKhae Rai-Lam Sali Brown Line monorailと共に高速道路の着工計画がMRTA(Mass Rapid Transit Authority)によって承認されました。
MRTAのPakapong Sirikantaramas代表は、モノレールの基礎工事資金源についても話し合われたMRTA理事会の後に同計画承認について発表を行い、財務省は融資を含めて適切な資金源を見つける責任があると話しています。
このブラウンラインは、タイ高速道路公社が並行して建設する高速道路の北部区間と同時に建設される予定で、MRTAはブラウンラインの計画内容について財務省と内閣に提出後、承認を得る予定だといいます。
今後の予定
ブラウンラインプロジェクトと高速道路プロジェクトは、10月に着工請負業者の入札を行い、両プロジェクトを建設する事業者を選定します。もし、両プロジェクトを同じ事業者が担当することになれば、建設コストの削減と工期の短縮につながり、建設期間中の交通問題の軽減や、近隣住民への影響も最小限に抑えることができるとPakapong氏は話しています。
ブラウンラインの建設予定費は約500億バーツ(約1,750億円)、高速道路の建設費は250億バーツ(約875億円)で、高架線上に22.1km、20駅が設置される予定だということです。
住宅地として発展を遂げながらバス路線がほとんどないプラサート・マヌキッチ地区にとっては、初めてとのモノレール乗り入れとなります。
Source:BangkokPost