捜査に大きな進展!爆破事件の犯人のDNA採取に成功
タイ地元メディアの報道によると、先日バンコク中心部で発生した爆発事件で、犯人が逃走の際に使用したトゥクトゥク(三輪タクシー)へ支払った20バーツ札からDNA情報の採取に成功したとのことです。
しかし、タイ警察は先日の記者会見にて「エラワンの祠とサパンタクシン船着場で発生した事件については警察内部では捜査に進展があるが、その詳細については、犯人に気づかれる可能性もあることから今のところ公表できない」としている。
タイの軍事政府に突っ込めない地元メディア
警察長官であるソムヨット氏は「警察の運が良ければ逮捕ができるが、犯人の運が良ければ国外逃亡している」という少し弱気な発言も残している。本来であればそれらの発言について地元メディアが一斉につっこみを入れるはずだが、現在のタイは軍事政府であるが故に各メディアがいつも以上につっこめないという現実もある。
犯人逮捕に対する報奨金はタイ国内の実業家などから支援が続き、前回の300万バーツから現在は1,100万(約3700万円)バーツまで膨れ上がっている。8月21日にはエラワンの祠は通常通り開放され、「Stronger Together」というキャンペーンを開始したが事件は未だ未解決のまま。
バンコク爆発事件はまたいつものように闇に葬られることになるのだろうか・・・