8月17日にバンコク中心部で発生した爆発事件による負傷者は18日夕方現在、死者28名、負傷者134名という報告が出ている。依然として70名ほどが入院状態にあり輸血協力の呼びかけも行われています。
チャオプラヤー川の船着場で再び爆発
爆発事件翌日の18日13:00時頃、今度はチャオプラヤ川(バンコク都内を流れる大きな川)の船着場で爆発が発生。幸いにもけが人はでなかったが船着場上のタークシン橋から投げられた爆弾とみて周辺道路が一時通行止めとなりました。
犯人がほぼ断定、防犯カメラがとらえた黄色Tシャツの男
エラワン・プーム付近に設置された監視カメラの映像から犯人は黄色のTシャツを着た男とほぼ断定。映像を見る限り爆弾犯は外国人のようにみえるが、タイ警察長官のソムヨット氏は「エラワン・プームの爆破事件と船着場の爆破事件は外国人ではなく、タイ人と思われる同一グループ」という見解を示しています。
注目されていた日本イベント「JAPAN EXPO 2015」も延期
AKB48など日本の有名タレントを招きバンコク セントラルワールドで8月28日から開催される予定だった「ジャパンエキスポ タイランド 2015」が、爆発事件の影響で延期を発表。新たな日程については現在未定とのこと。
観光業にも大きな打撃、しばらくは落ち着かないバンコク
二日間連続で発生したタイでの爆発事件。バンコクやパタヤなどのホテルではキャンセルが続いており観光業にとっても大きな打撃となっている。未だに犯人逮捕には至っていないため、しばらくは落ち着かない日々が続きそうだ。
source:thairath