バンコクに本社をかまえるオールタイタクシー株式会社は、この度、タイのタクシー業界に革命をもたらす新しいタクシーサービスを発表した。
乗車拒否をしない!完璧なタクシーサービス
今回発表したタクシーサービスはこれまでの一般タクシーと同様、誰でも街角で簡単に拾うことができる。しかし、大前提として“乗車拒否・過剰請求は絶対しない”。
初乗りは据え置きの35バーツで、支払いは現金またはクレジットカード・デビットカード、また領収書の発行も可能。(※呼び出し料は+20バーツ)
4月1日よりバンコク各地でテスト運行を実施し、5月1日から正式にサービスを開始する。
安全対策も万全!セキュリティーサービス
安全性を考慮して運転手はオールタイタクシーが認めた正社員のみ。車内に設置されたブラックボックスで客とのやり取りや走行速度を常時監視、安全対策も徹底している。
その他、「女性客用の女性ドライバーサービス」、「スマートフォン呼び出しサービス」、「24時間対応の電話呼びだしサービス」にも対応。
革命家はタクシー会社でも警察でもなくバス会社!
同社の親会社はバンコクで長距離バスサービスを展開する「ナコンシャイエアー株式会社」。創業28年の有名な会社だったが、近年は格安航空会社の影響で経営困難が続いていた・・・そんな中でのタクシー事業への参入。
同社のアナン社長は先日の発表で「新時代のタクシーサービスを提供し、タイのタクシーサービスを向上させる」と述べ、それに賛同するようにタイ陸運局長のティラポン氏も「オールタイタクシーの展開に全面協力し、他のタクシー会社も同等のサービス品質に改善させていく」と熱い意気込みを語った。
バンコク都内に500台の「プリウス」を投入し、警察も成し得なかったタイのタクシー革命がついに始まる。