タイのロックシーンにおいて着実に成長してきた新世代のロックバンドとして、2013年のMTV EMA(Europe Music Awards)の候補者として名前が上がっているのが「スロットマシン」(Sony BMG所属)
4人のバンドメンバー
UKロックの影響を強く受けたスタイリッシュな音楽を特徴しているスロットマシンは2000年に結成。ボーカル、ギター、ベース、ドラムの4人で構成され、特にボーカルとベースが狂喜乱舞するライブパフォーマンスは海外の熱狂的なロックファンらかも絶賛されている。
・เสฐพงษ์ ดุรงค์จิรกานต์ (セータポン・ドゥロンジラカーン)- ボーカル
・อธิราช ปิ่นทอง(アティラート・ピントーン) – ベース
・เจนวิทย์ จันทร์ปัญญาวงศ์(ジェーンウィット・ジャンタパンヤーウォン) – ギター
・เศรษฐรัตน์ พังจุนันท์(セータラット・パンジュナン) – ドラム
フットサル世界大会公式ソング「HEART & SOUL」
2012年に行われたFIFA公認のフットサル世界大会の公式ソングとして「HEART & SOUL」という曲を発表。後にリリースされた4枚目のアルバム “CELL”は、その年のベスト·グループアルバム賞にも輝いている。
タイを超えて世界へ・・・
数々の大型ライブをこなし、CM出演なども手がけながら独自の道を突き進むバンドに成長したスロットマシーン。しかし、昨今のタイの音楽市場はアメリカのヒットチャートや日本と同様にK-POPの人気が強まり、最近は街なかで彼らの音楽を耳にすることはあまりない。
しかし、スロットマシーンの公式のfacebookファンページは既に世界各国から63万人以上のフォロワーを獲得しており、今後はタイ国内問わず世界展開に向けてに積極的に活動していくという。タイの次世代型ロックミュージシャン、スロットマシーンの今後の動きに注目したい。
これまでのスロットマシーンの代表作
「スアン・ドーク・マイ」(Sound of Silence)(花園)
「Vaccine」(ワクチン)
「Rainbow」(レインボー)
参考リンク:Slot Machine 公式ファンページ