深酒の危険性を警告し、国民の健康増進を訴えるタイ保健振興財団(ThaiHealth)制作の面白CM続編。今回も、酒を飲めば飲むほど貧乏になるというのが話の骨子。
大衆酒場で飲んだくれる男。飲み出してから数時間が経ち、もはや止められる気配にない。この間にも勘定はどんどん増え、計3,800バーツに。
わずか一人の金額と言うかもしれないが、全国民が同じ飲み方をしたと仮定すると、年間2000億バーツ(約7000億円)がドブに消える計算に。これはもう国家的損失と言っていい。
ナレーションは続く。「酒をやめれば貧乏からも抜け出せる。今年の入安居から酒をやめよう!」
入安居とはタイの雨季入りのこと。雨季入りから雨季明けまでの約3か月、僧侶は寺に籠って修行に励む。この期間に禁酒する一般タイ人も多い。雨季入りまで2ヶ月余、さて、貴方は?