1月17日(13:10頃)反政府デモの行進中に爆発事件が起きた。
事故が起きたのはバンコク都内バンタットーン通り、現場を行進していたデモ隊の先導車際で突如爆発。反政府デモ参加者31人が怪我をして病院に搬送された。現場は一時騒然となったが、今のところ死亡者は出ていない。
付近の空き家から見つかった犯行道具
爆発当時、現場からちょうど200メートルほどの場所を歩いていた野党民主党のステープ元副首相。
地元警察は同氏の殺人目的があったとして即時捜査を開始。そして数時間後、近くの空き家からピストル、狙撃用スコープのほか、携帯電話や車の車種が書いたホワイトボードが見つかったという。また、屋台で使用されている発泡スチロール製の容器も数個見つかったことから、犯人は複数で待ち伏せしていた可能性が出てきている。
ここ数日、デモ隊参加者の発言が過激化していく中で、支持派グループも徐々に感情的になりつつあり、こういった事故が勃発する事も考えられるため邦人の方は絶対にデモ隊に近づかないよう、大使館も逐一インターネットを通して注意を促しているようだ。