ローイクラトンって?
恋人同士でクラトン(灯篭)を流せば、来世で再び恋に落ちるだろう…そんな伝説があるローイクラトン。農業の収穫に感謝し、水の女神コンカーに祈りをささげ、罪を謝罪し、自らを清める祭り。(wiki)
それだけではなく、もうひとつタイ人達にとって、とても大切な日になるのがこのローイクラトン。実は、バレンタインデーのように、恋人同士や片思いをしている人達が、結婚を申し込んだり、付き合って欲しい!と告白を行なったりする、そういう日なのだそう。
…ただ、手に持つのは、バラ、では無く、線香とバナナの葉等で作られた、クラトンである笑
今年は11月25日にタイ全土で開催される予定だ。少し前お伝えしたように、イーペンサンサーイ(イーペン祭り)では、残念ながら今年は政府の決定により、コムローイ一斉上げが行なわれないなど、少し残念な部分もある。
しかし、せっかくのイベントだ。このイベントを楽しめる場所をいくつかご案内しよう。
1.アジアンティーク 期間:11月21日~25日
アジアティーク・ザ・リバー・フロントはチャオプラヤ沿いにある商業施設である。ここには、レストランがたくさんあるので、食事もOK、また、様々なイベントが企画されているはずなので、大切な人との時間がすくに終わってしまう、なんてことはないはずです。
5日間にわたり、本格的な文化公演や活動がチャオプラヤー川沿いに7の観光スポットで開催される。たとえば、伝統工芸品の実演を行なっていたり、花火が上げられたり。
この情報、もっと詳しい内容を探しておきます。
2.カセサート大学 期間:11月25日
古くから有名なのが、ここ、カセサート大学で行なわれるローイクラトン祭り。バンコクでローイクラトンを過ごす為のもっともポピュラーな場所のひとつだそう。
沢山の食べ物屋、飲み物屋、イベントブースが立ち並び、とても楽しく過ごせるらしいですよ。見所は、男子学生の(上半身裸の)ダンス。一方、女子学生はミスコンテストが開催され、美と共に知も一緒に競い合うそうだ。
3.ドゥシット動物園 期間:11月25日 18:00~
通常であれば、100B(外国人用の二重価格があるが…笑)の所、このローイクラトン期間は日暮れの後、無料で開放されるそう。通常のローイクラトンイベントを離れ、動物を見て回った後、動物園内の池にローイクラトンを流す事ができるそうです。
4.バンコク市内にある公園 期間:11月25日
今年のローイクラトンイベントの開催期間中、バンコク市内にある29の公共公園が開放されるそうだ。毎年このような公園の近辺では、屋台が出たり、カトンの販売されていたりと、お祭りムード。普段から流れのあるような池ではないので、遠くに流れていくような事は無い。まぁ、上記の様な場所で混雑がイヤだとか、家の近くで便利なのはいいかもしれないね。
有名な所だと、ルンピニ、チャトチャック、ベンジャシリ、サンティチャイトプラカーン、ラムイントラなど。
私は去年、あまりこのイベントの事を知らずに、男の友人とベンジャシリ公園へ行って、カトンを流した。この事をタイ人に話すと、「あまり男同士で行くところではないよ555」と、笑われてしまいました。
恋人やこのイベントに誘いたい人が居ない人は、母親や父親、おじいちゃん、おばあちゃん等、大切な家族と行くのもいいみたいですよ。