バンコクからあの日をもう一度考える。ジャーナリスト佐藤慧氏による東日本大震災の写真展示会始まる!

佐藤慧 東日本大震災 写真展
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主にアフリカなど発展途上国から情報発信を続ける一方で、東日本大震災では実母が被災したジャーナリスト佐藤慧(さとう・けい)氏が、震災から丸2年が経つのを機にバンコク・スクンビット24のエンポリアムで写真展示会を開催している。今日から1週間の限定公開。

当時の悲痛な想いを語る佐藤氏

佐藤氏の両親は震災当時、岩手県陸前高田市に住んでおり、海外取材から帰国した佐藤さんは行方の分からなくなった母親を捜す傍ら、津波で壊滅した町の写真を撮り続けた。医師だった父親は県立病院の4階にいて助かったが、母親は1カ月後に遺体で発見。自分自身が被災家族となりながらも、何度も被災地に足を運び、被災者と触れ合いながら写真を撮り続けた。

佐藤氏は今回のオープニングセレモニーの中で「3.11は僕にとって悔いを思い出す日ではなく、人間として強く生きることを再認識する重要な日となっている。誰にも当たりようのない自然災害の不幸、そのなくならない痛みからどう学んでいくのか、それら考えられる場にしたい」と展示会開催の狙いを語った。

エンポリアム一階のギャラリーボード

展示会は、日本を代表するアナウンサー/ジャーナリスト福留功男さんとエンポリアムが全面協力。無料で公開している。日本国民だけでなく、全世界にとって忘れられないあの日。日本人を問わず一度立ち寄って頂きたい。

スピーチ後に丁寧に来場者に対応する佐藤氏

佐藤慧:
1982年岩手県生まれ。studio AFTERMODE所属。大学卒業後、世界を旅する中でさまざまな不条理を目の当たりとし、2007年、アメリカへNGO研修のため渡航。その後は、アフリカや中米などで取材を重ねた。2009年にはザンビア共和国で学校建設のプロジェクトにも参加。東日本大震災後は、復興支援団体「みんつな」の立ち上げに関わり、人間の可能性と命の価値を伝え続けて来た。2011年世界ピースアートコンクール入賞。共著に「ファインダー越しの3.11」。

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