12ランクアップで東南アジア首位キープ
1月7日にサッカーの国別世界ランキング「FIFAランキング」が発表され、タイは世界全体でも最大級となる12ランクアップで121位まで浮上した。
FIFAランキングは、各国のA代表(年齢制限のないナショナルチーム)の直近4年間の成績をもとにポイントが算出され、毎月発表されるもの。タイは昨年12月のランキングでフィリピンを抜いて東南アジアではトップに立っていたが、今回もその座をキープ。アジア全体では17位となった。
タイのサッカーは近年、成長が著しい。国内リーグの盛り上がりや実力の上昇にともなって、一昨年頃からタイ代表も躍進が続いていた。その結果が、ランキングにも反映され始めた形だ。
以下、この2年ほどで大きな変化を遂げたタイ代表のスーパープレー集。
www.youtube.com/watch?v=M4HlCNhFG9I
タイサッカーの真価が問われる2016年
2016年は、まもなく始まるリオデジャネイロ五輪のアジア予選を皮切りにワールドカップ予選も控えており、タイ代表にとっては真価の問われる戦いが続く。
ワールドカップのアジア2次予選では未だ無敗で首位を走り、最終予選進出もほぼ確実な状況。初のワールドカップ出場をかけて、アジアの強豪国との最終決戦に臨む年となりそうだ。
また、リオデジャネイロ五輪予選では日本とタイが同グループに入っている。ワールドカップでも、最終予選に進めば2分の1の確率で日タイ戦が実現するのでぜひ注目してほしい。