首位サウジアラビアに0-3で完敗
サッカーのワールドカップアジア最終予選が23日に行われ、タイはホームのラジャマンガラスタジアムでグループ首位に立つサウジアラビアと対戦した。
試合は前半25分にディフェンスラインの裏を取られ、サウジアラビアに先制を許す。タイも中東の強豪を相手に何度かゴールに迫るも得点することはできず。後半39分にオウンゴールで痛い失点を喫すると、ロスタイムにもさらに1点を加えられて0-3の惨敗に終わった。
タイは最終予選前半戦の最後にアジア王者のオーストラリアから勝ち点を奪い期待を抱かせたが、残念ながら後半戦も黒星スタートで戦績は1分5敗となった。
「日タイ決戦」第2ラウンドは28日にキックオフ!
タイは次戦、28日に日本と対戦する。昨年バンコクで行われた第1ラウンドは2-0で日本の完勝という結果だったが、日本のホームで開催される今回はどんな試合となるだろう。
日本は首位のサウジアラビアと勝ち点で並び、ワールドカップ出場圏の2位をキープしている。23日にはアウェイで難敵のUAEに2-0と完勝しており、タイにとっては厳しい試合となることは間違いない。
とはいえ、クラブレベルではタイの王者ムアントン・ユナイテッドがJリーグ王者の鹿島アントラーズを下すなど、タイも少しずつ自信をつけつつある。お互いの良さを出し合った好勝負を期待した。