タイは2大会連続の最多金メダル
「東南アジアのオリンピック」と呼ばれる第28回・東南アジア競技大会(SEA GAMES 2015)が16日に閉幕した。
同大会は2年に一度開催され、今回のホスト国はシンガポール。昨年完成したばかりのシンガポール・ナショナルスタジアムをメイン会場に、12日間に渡る熱戦が繰り広げられた。
メダル獲得数が最も多かったのは開催国のシンガポールで計259個。しかし、金メダル獲得数でランキングされる「メダル獲得ランキング」では、95個の金メダルを獲得したタイが2大会連続の首位となった。
東南アジア最大のスポーツの祭典
同大会は「東南アジアのオリンピック」と呼ばれるように、東南アジア最大のスポーツの祭典だ。
東南アジア諸国はオリンピックで活躍できる種目が少ないこともあり、本家のオリンピック以上に注目を集める大会となっている。
今大会では、サッカー競技がワールドカップのアジア予選と日程が重なり各国を悩ませた。だが結果的に、ほとんどの国が東南アジア競技大会にベストメンバーを送り込んでおり、この大会のプライオリティの高さがうかがえた。
次回大会は2017年、マレーシアがホスト国となって開催される予定だ。