年々さまざまな形で進展してきたサッカー界の日タイ交流。来年は年明けからまた新たな展開が見られそうだ。
日本の複数メディアの報道によると、Jリーグは来年1月にタイで国際試合を開催し、Jリーグを代表する名門クラブである鹿島アントラーズと横浜F・マリノスの2チームが参加する予定だという。
Jリーグが進めてきたアジアの国々との連携をはかる「アジア戦略」が、また新たな段階に一歩踏み出すことになりそうだ。
Jクラブの試合を観戦できる機会が増えるタイ
これまもJリーグクラブがタイで試合を行う機会はあった。AFCアジアチャンピオンズリーグ等の公式戦はもちろん、それ以外にもプレシーズンに行われる「トヨタプレミアカップ」などにもJリーグクラブが参戦してきた。
また、今シーズンの開幕前には提携を結ぶセレッソ大阪とバンコク・グラスが、両クラブのスポンサー企業を冠に「シンハー・ヤンマーカップ」という親善試合がタイで開催された。Jリーグクラブの試合をタイで見られる機会は、年々増えている状況だ。
そして今回、Jリーグによる国際試合の開催とJクラブのタイ派遣となればまた初めての試みとなる。どんな大会となるのか、今から楽しみだ。