フットサルのクラブチームアジア王者を決めるAFCフットサル選手権が8月27日から9月1日まで名古屋を舞台に行われ、タイのチョンブリー・ブルーウェーブが決勝でイランのサナエ・ギティ・パサンドをPK戦の末に下し、初のアジアチャンピオンに輝いた。
タイのクラブとして初のアジア王者に!
同大会はAFC(アジアサッカー連盟)の主催により2010年から毎年行われており、今回が4度目の開催。これまでの優勝チームはアジアのフットサル界で長く王座に君臨してきたイランの2クラブと日本の名古屋オーシャンズ。タイのクラブとしては初の優勝で、大きな快挙といえる。
チョンブリー・ブルーウェーブはタイのチャンピオンとして同大会の予選を勝ち抜き、本戦に初出場。本戦でもグループリーグを2勝1引き分けの無敗で突破すると、決勝トーナメントでも準決勝で中国の深圳南嶺鉄狼FC、決勝では昨年の優勝チームであるサナエ・ギティ・パサンドを下して一気に頂点に駆け上がった。
タイのフットサルの歴史
昨年はフットサル・ワールドカップがタイを舞台に開催され日本でも注目を集めたが、タイのフットサルはもともとイラン、日本などに次いでアジアでもトップレベルの実力を持っている。今大会で、改めてその実力が証明される形となった。