いよいよブリーラム・ユナイテッドの決勝トーナメントの戦いが本日(5月14日)、ホームで幕を開ける。勝ち上がればアジアのベスト8に名を連ねる大一番、ブリーラムの前に立ちはだかるのは「中央アジアの雄」、ウズベキスタンのブニョドコルだ。
6大会連続決勝T進出の強豪、ブニョドコル
ブニョドコルはクラブの創設が2005年と歴史こそ浅いものの、2008年からウズベキスタンリーグを4連覇した実績を持つ強豪クラブ。
豊富な資金力を誇り、元日本代表監督としても知られるジーコやブラジル代表監督も務めたルイス・フェリペらがかつて監督として在任、選手でも元ブラジル代表のスター選手であるリバウドらがプレーしていた。
アジアチャンピオンズリーグにも今大会で6年連続6回目の出場。なんと過去5大会はすべて決勝トーナメントに進出しており、2008年と昨年はベスト4まで駒を進めている。
今大会もサンフレッチェ広島と同組となったグループリーグを無敗で首位通過、6大会連続のグループリーグ突破を決めた。ブリーラムにとっては、アジアの戦い方を知り尽くした「難敵」であるのは間違いない。
アジアベスト8へ、今夜18時キックオフ!
ホーム&アウェーの2回戦方式で争われる決勝トーナメントの戦い。ブリーラムがアジアのベスト8入りを成し遂げるには、なんとしても今日ホームで行われる第1戦をものにしたいところだ。
グループリーグ突破を決めた直後の今月3日には、契約交渉の決裂を理由にアッタポル・プスパコム監督の辞任が発表されるなど揺れるチーム事情もあるものの、決戦は待ったなし。今夜18時(日本時間20時)、アジアベスト8をかけたブリーラムの戦いが幕を開ける。