史上初の国際大会3週連続優勝!
バドミントンの国際大会、シンガポールオープン決勝が4月17日に行われ、女子シングルスでタイのラチャノック・インタノン選手が優勝。インドオープン、マレーシアオープンに続く3週連続世界大会制覇の偉業を達成した。
この結果、ラチャノック選手は世界ランキングで1位となり、タイ人選手としては史上初。世界規模の種目でタイが世界の頂点に君臨する例は少なく、タイスポーツ界全体の快挙といえる。
リオ五輪でも金メダル候補の本命に
ラチャノック選手は、2013年に18歳で史上最年少での世界選手権制覇を成し遂げ、「天才少女」と世界的に注目された。
2度目の出場となるリオデジャネイロ五輪ではタイバドミントン界初のメダルが期待されてきたが、ここへ来て世界ランキング1位と最高のコンディションで、金メダル争いでも本命の一人と目される存在となった。
金メダル獲得となれば、タイとしてはボクシングと重量挙げに次ぐ3番目の種目となる。タイスポーツ界の若きヒロインが、リオデジャネイロで世界の頂点を目指す。