アジア3位で5大会連続のW杯出場!
フットサルのワールドカップ予選を兼ねたAFCフットサルアジア選手権2016が2月21日までウズベキスタンを舞台に行われ、3位に入ったタイは5大会連続となるワールドカップ出場を決めた。
タイはタジキスタン、台湾、ベトナムを相手に3連勝でグループリーグを1位通過。グループリーグでは苦しい試合もあったが、ワールドカップ出場権をかけたオーストラリアとの準々決勝では6対1の快勝で実力を見せた。
準決勝では延長戦の末に地元ウズベキスタンに2対3と敗れてしまったが、3位決定戦では同じ東南アジアのベトナムを8対0と寄せ付けなかった。
人気、実力ともにアジアトップレベルのタイ
世界最強のセパタクローが文化として根付いていることもあり、足を使った競技には伝統的に強さを見せるタイ。近年はサッカーも急成長中だが、フットサルではすでにアジアトップクラスの実力国だ。
世界ランキングでもタイは14位と上位に位置。アジアでは世界レベルのイラン(5位)、アジア選手権で3度の優勝を誇る日本(12位)に次ぐ3番目のポジションで、5大会連続のワールドカップ出場は日本を超える安定だ。昨年、バンコクの新アリーナで行われたAFF東南アジア選手権では会場が超満員となるなど、人気も高い。
今年9月にコロンビアで開催されるワールドカップでは、残念ながら日本が出場権を逃してしまっただけに、ぜひタイの活躍に注目してほしい。
【3位決定戦 タイ8-0ベトナム】