無敗で決勝トーナメント進出圏をキープ
サッカーのアジアクラブ王者を決めるACL(アジアチャンピオンズリーグ)。タイの代表として出場しているムアントン・ユナイテッドがグループリーグ第3節で韓国の蔚山現代と対戦した。
前節ではホームでJリーグ王者の鹿島アントラーズを下すなど、2節を終えてアジアの強豪を抑えてグループ首位に立ったムアントン・ユナイテッド。
韓国の強豪とアウェイでの対戦となった第3節も、最後まで得点を許すことなくスコアレスドロー。首位の座は鹿島に譲ったものの、無敗で決勝トーナメント進出圏内の2位をキープした。
【ハイライト】蔚山現代 0-0 ムアントン・ユナイテッド
2013年ブリーラム以来の決勝トーナメントなるか
日本、韓国、オーストラリアの強豪を相手にここまで対等な戦いを見せているタイの最強クラブ、ムアントン。開幕直後のエース放出、主力の長期離脱など決して万全な状態ではないなかで立派な戦いぶりだ。
特筆すべきは失点の少なさ。日本人の青山直晃選手を中心としたディフェンス陣は今季、タイリーグで開幕から6試合連続無失点を継続中。ACLでも3試合で鹿島戦の1失点のみと堅い守備を見せている。
決勝トーナメント進出となれば、タイ勢としては2013年にベスト8まで進出したブリーラム・ユナイテッド以来となる。その可能性を大いに感じさせるチームだ。