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みんなでタイの伝統古典楽器を演奏しよう!バーンラック幼稚園で老師による講習会を開催中!

thai_instrument_lesson
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1オクターブを7等分した平均律が特徴のタイの伝統的古典音楽。普段耳にすることが多い西洋音階は半音づつ12分割なので、タイの古典的な音階のほうが音と音の間隔がずいぶんと広いことになる。聞いていてなんだか心地よくなるのは、私たちの体内にある古い時代のDNAが音感をくすぐるのかもしれない。

そんな懐かしい音階に触れながらタイの伝統的な古典楽器にチャレンジしようという試みが、以前、anngleでも紹介したバンコクにある緑の幼稚園「バーンラック幼稚園」で続いている。初めは幼稚園に通う子供たちの保護者が中心だったが、次第に口コミで参加者も増え、今では楽器好きの男女が毎週木曜日の午前中、園庭に近い木陰のテラスで老師から楽しいレッスンを受けている。

演奏している古典楽器は、中国の琴が伝わったとされる「キム」と、タイの2弦弓奏楽器「ソー・ウー」と「ソー・ドゥアン」。ソー・ウーは低音、ソー・ドゥアンは高音を放つ。形状は日本の三味線に似ているが、演奏法と音色はどちらかといえばヴァイオリンに近い。

音楽好きの参加者たちに教えているのは、タイの古典楽器歴半世紀以上という老師プラゴープ先生。78歳。いるだけでその存在感に圧倒されてしまう。時に淡々と、時にユーモアを交えながら、午前中の2時間、みっちりと指導している。ただ、これから猛暑を迎える4月は体調も考慮して1ヶ月間のお休み。5月から再開の予定。

参加者の一人、青木三和さんは在タイ歴10年ほど。先日、3女がバーンラック幼稚園を卒園したばかり。「楽しんで教えてもらっています」と笑顔で話していた。

バーンラック幼稚園についての過去記事は次のとおり。
anngle.org/column/maipenrai/baanrak_kindergarden.html
anngle.org/column/maipenrai/masakisato_30years.html

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