北海道のミュージシャンTakaaki Suzukiによる「サウンド・エキシビション」in バンコク

Takaaki Suzuki イベント情報

GIANT SWINGの新たな展開-

 DJによる音楽=クラブ・ミュージックのみならず、ミュージシャンによるライブや、アーティストによる作品展までを手掛け、アジアにおける独自の文化を築きつつあるイベント”GIANT SWING(ジャイアント・スイング)”。3周年イベントを6月に控え、ここで新たな試みをすることになった。

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5月24日金曜日、シーロム・ソイ19のArtery Post-Modern Galleryで行われるイベントは”BREAK THE SURFACE”(「水面から顔を出す」「静寂を破る」)と題された。そこで、北海道札幌市在住のミュージシャンTakaaki Suzukiが電子音楽による「サウンド・エキシビション」を披露する。

その場の雰囲気や映像に合わせて、リアルタイムに展開していく音の絵画、もしくは彫像。映像を担当するのは、タイ人アーティストのTheeraphat Nithivanich。彼はファッション・ブランドとの仕事からバンドのライブへの参加まで積極的に行っているようだ。両者は初顔合わせとなるが、音と映像がどのように絡み合ってゆくのか、先が見えないからこそ、刺激に満ちたものになりそうだ。

 Takaaki Suzukiは、まだ日本中に名前を知られる存在でこそないが、これまで3枚の素晴らしいアルバムを自らのレーベルから発表している。北海道の大自然の空気に寄り添うように奏でられる美しいメロディーと、優しくも芯の強さを感じさせるリズム。彼のライブ中に涙を流す観客もいるほど、そのパフォーマンスには彼の感情がしっかりと込められている。かといって大げさなスピリチュアリズムというわけではなく、人間と自然の境界線上で鳴らされている音という印象だ。2ndアルバム収録曲の”Jagrat”は、東京の人気ユニットDazzle Drumsによってリミックスされ、Danny KrivitやJoaquin ‘Joe’ Claussellといった世界的に有名なハウス・ミュージックのプロデューサーたちにまで知られるようになった。

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 このように、Takaaki Suzukiの音楽は、ゆっくりだが着実に広まっている。今回は海外では初めてのライブ。「音楽の力と可能性を日に日に強く信じるようになっている」と言う彼にとっても新たな局面となりそうだ。また、北海道からタイという、全く異なる環境へと移動してライブを行うことについてはこう語る。「ガイドブックや写真には映らない、言葉にならない、僕ら北国の生活、北海道という土地、気候、そして文化や人々、同じ日本でも何か少し違うんだ、というところをバンコクの人々に音で伝えることができたらと思います。僕もバンコクの土地で何かを受け取り、インプットしてホームに持ち帰ることを楽しみにしてます」

Takaaki Suzuki

 イベント当日は、GIANT SWINGのメンバーであるmAsa niwayamaとNKchanも参加しDJでサポート。4年目を迎えるこのイベント、これからもあらゆる人種やムーヴメントを巻き込む大きな渦になっていってほしい。いつもイベントをサポートしてくれるみなさんも、全員が重要な登場人物だと思います。まだ体験していない方は、この機会にぜひ!

「GIANT SWING presents “BREAK THE SURFACE”」

2013年5月24日(金)
午後10時半開始
場所:Artery Post-Modern Gallery (シーロム・ソイ19)
料金:300バーツ

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