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OWL CITY、神保彰の初バンコク公演!「Silver Lake Music Festival」のミニフォトレポート

姿を消してしまったかのように思えるタイ最大のミュージックフェスティバル“Culture One”。年明けの巨大フェスとして恒例行事になりつつあったこの大型音楽イベントは、会を増すごとに主催者サイドの独占欲と、金銭問題がむき出しになり、今ではローカルアーティストからは若干濁った存在になってしまった。本来であれば1月上旬に発表されるはずのプレス情報も今年は音沙汰も無く、果たして今後どうやって立て直しを図るのか・・・未だにその真相は明らかにされていない。

そんな中、記念すべき一回目となる新しい音楽フェスティバル”Silver Like Music Festival”がタイの郊外パタヤ開催された。

Silver Like Music Festivalとは?

アスレチック施設などの開発が進んでいるパタヤ北部の高原地帯を舞台に、T-BONE、Moderndog、Joey Boyなどタイ国内で名高いアーティストが一同に集結。臨時のツアーバスなどもスタンバイされ、CPグループ、Air Asia、Chang Beerなどが大手企業の協賛スポンサーのもと、30000人近い観客が集まった。

会場へ向かうピックアップ メイン会場の入り口へ Air Asiaのブース McDonaldブース メインステージ

anngleが注目したアーティスト2組

まずは、日本が誇るドラマーこと「Akira Jinbo(神保彰)」、そして、一昨年世界中で話題になった「OWL CITY」、両者とも今回が初となるタイでの公演。

Akira Jimbo(神保彰)
MIDIトリガーシステムというエレクトリックパットを使用し、ドラムパターンはもちろん、メロディーまでも全てリアルタイムで演奏する日本を代表する天才ドラマー。

千手観音ドラミング

マイケル・ジャクソンのヒットチャートメドレーに始まり、007のテーマソングやミッションインポッシブルのテーマソングなどを約30分にわたり披露し、各メディアで「千手観音」の異名を持つ、彼のドラミングテクニックには口を開けてしまうほど会場の観衆を圧倒させていた。

演奏に圧倒される観客

プレイ中も余裕の笑顔、そして力強いドラムビートがガンガン胸につきさ刺さる。カタコトながら演奏の最後には自らタイ語でご挨拶。パワフルなドラムプレイをしながらも、観衆を意識した日本人らしき丁寧な演出に更に彼のドラムに興味を持ったタイ人も多いように思えた。

観客に手を振りステージをあとにするAkira Jimbo



神保彰のワンマンオーケストラ映像(Youtube)
OWL CITY(アウル・シティー)
もともとはマイスペースから活動を始めた「アダム・ヤング」がソロプロジェクトとして始まった「OWL CITY」。キリスト教徒としての自己主張を音楽の世界で表現し、これまでにあまり例のないエレクトロニカミュージックにロック要素を融合させた「ドリーミー・エレクトロ・ポップ」。2009年に「Firefiles」という曲で全米を始め、UK、オーストラリア、ニュージーランドでもPOPミュージックで一位を獲得したことは記憶に新しい。

会場の空気が変わり始めたOWL CITYのイントロ

聴き心地の良いシンセサイザー音に、透明度のあるエレクトリックピアノは何といっても「OWL CITY」の特徴。今後の活動にも大きな期待がされている未来のゲームサウンドのようなポップロックミュージックが約45分間続き、勢いのあるロックミュージックが続いていた夕方から一転。クリアな電子音で彼らのライブは、特に欧米人観客が一斉にステージ前に集まり、全員で次世代POPミュージックを堪能していたように見えた。

OWL CITYタイ初登場



ヒットソングFirefiles(Youtube)

今年の野外フェス期待したいこと

メインステージ

昨年は洪水の影響もありスポンサーのイベント予算が減少、どこのイベントをみても入場客が思った以上に多くはなかった。(PAを担当していた友人のPee氏)しかし、最近ではFacebook拡散集客非常に有効的なことから、天災があったとしてもSNSを使った情報拡散効果による集客はかなり期待できる。

海外アーティストはもとより、タイ在住の様々なアーティストも参加できるような屋外フェスが増えることに期待をしたい。

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