日本のキャラクターも登場するタイのラッパーが唱えたヒップホップ

©RAP AGAINST DICTATORSHIP
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音楽

YOUTUBEで再生回数2千万回、iTunesミュージックで1位

タイ人のラッパーグループであるプラテートクーミーがタイ軍事政権向けたラップのミュージックビデオ「RAP AGAINST DICTATORSHIP」をリリースし、公開から約1週間で再生回数2千万回を獲得。iTunes-ミュージックでも1位となり国内メディアのみならず海外のマスコミでも話題になった。

公開当初は1位だったが11月1日現在3位

公開当初は1位だったが11月1日現在3位

一瞬怒りを顕にしたタイ当局も”言論の自由”に配慮

当初、タイ当局は「彼らの曲は国家の安全を脅かす内容であり、外国からの投資しなくなり、経済にダメージを与える」として、コンピューター犯罪法で動画をシェアしたユーザーにも何らかの処置を施すとして捜査を進めていた。しかし、10月29日の会見では歌詞(リリック)自体に問題は見つからなかったことを発表し事態は収束に至った。

タイの英字メディア バンコクポストより

タイの英字メディア バンコクポストより

ワンピースのルーフィーも登場するリリックの全貌

タイ国内のソーシャルメディアでも一時騒然なった「RAP AGAINST DICTATORSHIP」には、日本の人気漫画「ワンピース」の主人公ルーフィーが登場する。

〜独裁政策に反対するラップ - 俺の国にはある〜
ライフルで保護動物の豹が撃ち殺される国
道徳について饒舌に話をするが、エッフェル塔より犯罪率の高い国
聖書や仏の教えに法律が勝てない国
良い人が憧れの的になれない国
裁判官が別荘を国立公園に持っている国
街の中心が戦場になる国
指導者がデザートにレンガや石灰を食べる国
俺の国にはある、俺の国にはある、、

捜査もしない汚職のない国
死体の時計が大臣の時計になる国
国会が兵士の休憩所になる国
軍が足で踏みつぶすために憲法を書く国
アーティストの行動が反乱とみなされる国
反乱が権力を恐れる国
反乱が政府の後ろに追随して蟻の集団になる国
俺の国にはある、俺の国にはある、、

スーツを着た人が有言実行しない国
F貧乏人が政策に翻弄されて死ぬ、なぜなら彼らには30バーツ医療保障カードが無い
豹を刺身のように食べる金持ちで力のある国
誰でも捕まえて詮索できない、要するに俺も間違ってない
人を殺してもお金があると助かる国
法律の解釈をルフィーの腕よりも伸ばせる国
人は言うふりをする 善い行いをしなさい 善い行いをしなさい
俺の国にはある、俺の国にはある、、

銃身がのど元に突き付けられている国
自由なんて言うけれど、選ぶ権利がない国
文句を言いそうになっても、それを言う事ができない国
主権が下劣な者に押さえつけられた国
真実を口に入れるか弾丸を口に入れるかを選ばないといけない国
権力者が寄ってたかって弱い者を撃ち殺す国
俺の国にはある、俺の国にはある、、

政府を軽視する勇気ある人がいない国
警察が脅すための法律がある国
考えのある人が寝たふりをする必要がある、
もしお前が居たくなくなっても、居る事を強制される国
特に指導者が新聞を読まない国
もし刑務所で寝たくないなら、おとなしく寝ていろと言う国
地位ある人はいくら不正をしても逃げおおせる国
俺の国にはある、俺の国にはある、、

極端な2つの政党に分かれた国
都市の市民が2つに分かれた国
2つの群衆が死んで死んで死んだ国
その2つが軍が恐れて恐れて恐れた国
4年たった国だぜ、糞野郎、まだ選挙がないんだ
自由の国だぜ、糞野郎、俺は選べるんだ
首相を選ぶのに軍人を呼んで選ばせる国
俺の国にはある、俺の国にはある、、

見積書が見積もりの値段を超える国
公務員の家にお金を隠す重大な犯罪があった国
指導者がちょっとうざい国
法律はあるけどマシンガンで列になって消される国
ココナッツの殻の中で人生を楽しむ人達の国
足の下で4年経った
誰も国会の中を歩けない
うんざりする国だぜ、言わなくても分かるだろ
俺の国にはある、俺の国にはある、、

常識を除いて、なんでもある国
なんでもできる魔法のようなお金で歯車を動かす
輝くダイヤモンドの結晶ができるほどの時間が流れた
悪意の祈りが利己主義の石碑の上にいるサルの集団になる
愚かな不対応が酔っぱらいすぎて考える事ができなくなる
正しい事を無視してきた事が悪の獣をとても傲慢にしていった
闇と恐怖ですべての事を支配する
俺の国にはある、俺の国にはある、、

君たち準備は良いか?用意が出来たら中指をあいつらに立てて俺たちと一緒に行こうぜ
とても長く続いていくと言われる素晴らしい国
栄光は不滅ではない 盗まれたり利用されたりそれを嫌悪するものが噂を立て続ける
国がボイコットされ、困難な人々が依然そこにいる
悪魔の下書きある国の武力政変には耐え忍ばなければならない
夜中に集会を開く人たちに発砲する国
国が法律を必要としたが神聖でないものだったので国が崩壊した
人口を増やして予算を使う者が増えている国
俺の国にはある、俺の国にはある、、

法律に魔法をかけてほとんど言い訳にする能力がある国
国民が望みを衣装と共に着て、そして貧困を履く国
耳が遠くて国民の声を聴く余裕がないような国
それぞれ好き勝手言う国、それぞれが聞き入れる
会計を試験問題にする国、それぞれ争って答える。なぜならそれぞれお金を数えるのが好きだから
嘘の約束を弾丸にして弾倉に詰める国 騙すための体制を作ってそれを愛せと言う
椅子の配布が答えになる国 俺たちは座って日にちを数えるのが好きなんだ
俺の国にはある、俺の国にはある、、

民衆の声を代弁するのは政治家ではなく音楽家!?

今回のリリックはスラングや専門用語が混在しており和訳が難しいとされていたが、音楽好きのANNGLE読者のご協力で分かりやすく訳すことができた。やはり、いつの時代も民衆の声を代弁するのは”政治家”ではなく”音楽家”なのかもしれない。

source:bangkokpost

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