遠距離寝台列車などで知られるタイ国鉄(SRT)がインターネットによる切符(チケット)のオンライン発券サービスを始めたところ、予想を超えて利用者が増加。低迷の切り札として注目が集まっている。
「ダイヤの遅れは日常茶飯事。お世辞にも綺麗とは言い難い」などとタイ国内での評判はいまひとつのタイ国鉄。「市内バスには乗っても、国鉄だけはゴメン」という若者の声も多い。
だが、国内の低所得者層や海外からのバックパッカーら観光客の貴重な足となるなど重要な交通網であることに変わりはない。そこでタイ国鉄がオンライン化を進めたところ、予想以上に利用者が増えているという。今後、人気復活の鍵となるかもしれない。
購入は冒頭の写真サイトから可能。60日前から2日前まででの列車について、座席指定までできる。予約手数料は一人当たり20バーツ。クレジットカードの場合は3%(ただし最低20バーツ)。URLは次のとおり。
タイ国鉄は全長約4000キロ。北部チェンマイや、東部や南部地域に向けた長距離寝台列車が有名だ。