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私たちのそばにいるタイのお金持ち

タイのお金持ち
タイのお金持ち

先日、ANNGLEでもタイの経済格差についての記事が掲載されましたが、タイのお金持ちは本当に桁外れだと感じます。暮らしているとわかりますが、一部の企業とそのグループ会社(≒財閥)によって経済が回っているという印象。昨年はイングランド・プレミアリーグで優勝を成し遂げたレスター・シティのオーナーがタイ企業であることや、優勝のご褒美が企業オーナーのポケットマネーから支払われたことも世界的に知られており、「タイの富豪は桁違いらしい」というイメージが広まりつつ有るように思います。

タイのお金持ちに関するエピソード

さて、そんなタイランド。そこまでとは言わないまでも、周囲にもお金持ちだなぁと思うような人がいます。「お金持ち」の尺度は様々ですが、具体的に「ほぇー」となったエピソードをいくつかご紹介。

Nさんの場合

営業としてバリバリ働くNさん。勤続年数が私よりも長いのでそこそこのお給料をもらっているとは思うのですが、いつもオシャレで時々ブランド物も持っているし、欧州旅行にも行ったりしてることから実家住まい&そこそこお金持ちのおうちなんだろうなぁとは思っていました。しかしよくよく聞いてみると実家は会社からさほど遠くないものの、「親が会社のそばにコンドミニアム買ってくれた」とのこと。さらに親が買ってくれた車で通勤。ローンを抱えずに暮らしている彼女はまさに悠々自適、お給料は自分のオシャレや旅行に使える立場だったというわけです。地価が高騰してからのコンドミニアム購入、しかも公共交通機関そばで便利な立地ですからいいお値段しただろうなぁ…。

Yさんの場合

インターナショナルスクール卒、海外留学を経て、タイ大手企業でのインターン経験もあるYさん。もちろん英語はペラペラ、海外の大学では学位も取得して「将来は工場や会社の経営をしたい」と夢を語っていました。きっと親が教育熱心で、そこにかけられるほどのお金があるおうちなんだろうな、と思ってはいたのですが、よくよく聞くと親は会社や学校をいくつも経営しており、兄弟も関連会社で働いている企業家ファミリー。そんなYさんへの親からの就職祝いがカムリハイブリッドと聞いて更にびっくり。タイでカムリハイブリッドといえは、役員クラスの社用車!ちなみに自宅は会社から徒歩15分ほど。それで「渋滞してて」と遅刻頻発していたYさんには掛ける言葉も見つかりませんでした…。

Sさんの場合

見た目も清楚で仕事もテキパキこなし、性格もよくて賢い女性という評判のSさん。そんな彼女は「お金持ちのお嬢さん」という噂を聞いていたものの、「お金持ちにも色々だからなー」と地味な見た目と堅実な印象から「よくあるゴシップ」と特に気にも止めていませんでした。ところがある日、車を買ったとのこと。お仕事も真面目にしてるし、通勤に使う車を買って便利になるねーと思っていたら「でも車を停めるところがないから家を買ったの」!庶民には理解できない感覚を持つ桁違いのお金持ちだったのでした…。

後進国と侮るなかれ

相続税や固定資産税のないタイの税制が、世襲による富の蓄積を許してきたと言われていますが、果たしてそれだけでしょうか。外資を誘致することで成長してきたタイ経済。ただし、その後ろにはパートナーとなるタイ企業があるわけです。彼らが着々と実績を積んできた結果が、この経済格差であり「お金持ち」であるとも言えるでしょう。日本では想像もつかないような「お金持ち」は私達のすぐとなりにいたりするものなのです。

2016年は世界第3位〜タイ格差社会の実態
Forbsによるタイ富豪ランキング

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