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ソンクランを振り返る「アングル仲間とソンクランミッション」の特集 Vol.1

ついに終わってしまったタイの旧正月祭り、タイならではソンクラン祭り(水掛け祭り)。猛暑が続く4月半ばに水をかけ合って心も身体もみずみずしくなるのがタイの伝統的な夏祭り文化。今月の月刊特集記事では、この伝統的な祭りに合わせた「アングル的ソンクラン祭り」をご紹介します!名付けて「ソンクランミッション!、アングル仲間と水掛け祭りを楽しむ1日」。
今回はスペシャルゲストとして、若くて美人の日本人教師「ミサちゃん」が登場。ソンクラン初体験の彼女。タイの4つの地方のソンクランが一気にバンコクで体験できます!でも、各地方のソンクランがバンコクのどこにあるかはミサちゃんにはまだ内緒。このソンクランミッションに参加してもらい、一緒に探してクリアしてもらうのが今回の目的です!では、ミッションに入る前に簡単なソンクラン祭りについてお勉強しましょうー!(文・写真:anngleタイ人チーム)

ソンクラン祭とは

ソンクランとはタイの正月で、太陽の軌道が12ヶ月の周期を終え、新たに白羊宮(おひつじ座)に入る時期を祝うもの。もともとソンクラーンには仏像や仏塔へ、さらに家族の年長者などの手に水を掛けてお清めをするという伝統的な風習があり、近年はそれが転じて街の往来で通行人どうしが水を掛けあって楽しむ「水掛け祭り」として知られるようになりました。現在は毎年4月13・14・15日の3日間に行うものとされており、タイの祝日にも定められています。

さて!準備万端なところで、ミサちゃんと一緒にタイの各地方のソンクランを楽しもう!!そして、アングルの仲間達がどうミサちゃんを楽しませるかをご紹介します!レッツ・ゴー!

ミッション①「北部のソンクランを探せ!」

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ソンクランの伝統的な行事を順番に実践しながら、タイの4つの地方のソンクランを楽しむのが今回のメインミッションです。まず、朝の伝統的な行事「仏像へのお水かけ」。仏像や仏塔に水をかけてお清めをしたり、家族の年長者の手に水をかけて敬意を表します。家の大掃除が行われることもあります。

でも、どこに行けば仏像にお水かけできるか?あれこれ考えていると、アングル仲間のプーたろうが「お寺に行けばいいじゃない?」。そこで、バンコクの中心部、王宮前広場に集合してエメラルド寺院へ!。ところが、エメラルド仏像では水かけができないと知らされ、がっかり。今度は、同じアングル仲間のポンド君が「ワットポーはどう?」と提案。行ってみると、ポンド君の言うとおり、なんとワットポーで北部のソンクランを発見!

チェンマイのソンクランは…

北部のソンクランは北部地方の都心地、チェンマイ県などで行われています。チェンマイでは「サリー・ピーマイ・ムアン」と呼ばれるソンクラン。参拝者は境内に参内すると、托鉢の僧侶に食べ物を献上するなど伝統的な仏教儀式を行います。仏舎利を安置するための施設「パゴダ」には、「テュング」という旗が立てられたりもしています。

ワットポーでも同様に北部のソンクランを楽しむことができました。北部ならでは食べ物や飲み物も楽しめます。まだ最初のミッションだというのに、我々の美人教師ミサちゃんはもうすで感動しています。

ワットポーは、「菩提の寺」の意味でも有名なタイのバンコク・プラナコーン区にある王室寺院。黄金に輝く巨大な涅槃仏があり、涅槃寺とも呼ばれます。バンコクで最も古くからある寺院でもあり、敷地面積は50ライ(約80,000m²)にも達します。寺院の構造は2つに分かれており、本堂や図書室などを中心とする北部分と南に小道をはさんで南部分には僧侶の居住する「庫裏(くり)」もあります。

一般公開されているのは北側の部分のみ。ワットポーはチャクリー王朝開始以来、王族の庇護を受けてきました。敷地内の仏塔は王や王族の墓と同様に扱われています。中国の文化とタイの文化の混合様式の代表的な建築の一つとして知られ、仏塔には中国製の陶器の破片がはめられており、中庭には中国の様式を持った像などが飾られています。

ミッション達成の記念として「ミッション達成!!!」の集合写真をカシャッ!気づいたら時間も過ぎてしまってもうお昼の時間です!

チャオプラヤー川沿いで美味しいタイ料理を食べながら休憩しますー

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さてさて、この辺に美味しい食べ物はどこにあるかを、ハーブジュースを販売しているプー太郎の知り合いから聞いてみたところ、ワットポー裏の川沿いにある「ザ・ディスク」がおススメと!ということで「ザ・ディスク」にレッツ・ゴー!

「The Deck by The River」(ザ・ディスク)は、ザ・レシデントホテルと一緒になってるチャウプラヤー川沿いにあるタイ料理レストランです。タイ料理を楽しめながら向かい側にあるワット・アルン寺と川沿い景色を眺めることができます。さらに夕方から夜にかけては、沈む夕日と夜景が楽しめるバンコクの絶景ポイントです。

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広々とした川沿いの景色を楽しいんでいるうちにお料理が運んできました。ザ・ディスクの店長に聞いたところ、こちらのおススメ料理は「大型川エビ卵包みパッタイ」とか。プリプリの大型川エビをニンニクと合わせて軽くフライ、卵で包み、甘酸っぱいタマリンドの汁をたらしたタイ風焼きそば、パッタイ。見た目だけでも感動するほど美味しさが、美人教師ミサちゃんにも伝わったようです。タイ人のアングルチームも感動しました。

このほかにも、大型の川エビを使った「トムヤムクン」や「シーバスの甘酢炒め」も絶品。さらに、もうひとつの一押し料理は、西洋料理ともよく合う「タイのラムカレー」。ラムの匂いを取り除いた濃厚なカレーは、タイのモダンな一品です。

ミッション②「南部のソンクランを探せ!」

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お腹いっぱいになったところで、午後から再びミッションにレッツ・ゴー!レストランを出てみると、ちょうど「お寺めぐり、フリーバス」と書いてあるバスを見っけ!このバスに乗って行けば、各地方のソンクラン祭りにたどり着くはず!早速、バスに乗ってみました。

到着したのは仏教寺院群「ワット・スタット」。ここにある特徴的なシンボルが「サオ・チン・チャー」(ブランコの塔)。ワット・スタット正面の道路上に建つブランコのような建造物です。縦に細長い日本の鳥居のようにも見えます。ヒンドゥ教のシヴァ神に捧げられた大ブランコの支柱だということです。1935年までは毎年旧暦の2月に、この建造物が神事に使われていました。民主記念塔から徒歩10分です。

ワット・スタットは、「ワット・スタットテープワララーム」が正式名称。ラーマ1世が新たに都として建設したバンコクに、大仏を置こうと考えたことに歴史が始まるということです。首都に大仏を置くというアイディアは、アユタヤのワット・パナンチューンに範を取ったとされています。

1807年に着工、スコータイから水路を使ってブロンズ製のシーサーカヤームニー仏が運ばれてきました。でも、この仏像はあまりに大きすぎ、城壁を通すことができませんでした。そのため一説では、この時だけ城壁が取り壊されたとも。また一説にはターチャーン門という城門が壊されたとも言われています。

寺院は当初、ワット・マハースッターワートと名付けられましたが、一般には「大仏の寺院」という意味にすぎず、「ワット・プラヤイ」とか「ワット・プラトー」、「ワット・サオチンチャー」とも呼ばれました。その後ラーマ3世の時代に現在の名称に改められました。この名称は、ヒンドゥー教で「天国のインドラが住む町」を表します。

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ナルタルンって?

ワットスタットに入ると、真っ先にタイ南部のシンボル「テェン」のキャラクターを発見!ここで少し、南部地方で人気のある影絵芝居「ナンタルン(Nang Talung)」をご紹介します。

ナンタルンはタイ南部に伝わる影絵芝居のことです。牛や羊などの動物の皮に光を当てて、影を映します。出演者は一人だけ。台詞を口にしながら、影絵を映します。出演者のことを「ナインナン」と言います。寺のお祭りや葬式、催し物などで目にすることができます。ナンタルンの台詞は南部の方言で語られます。南部に住む一般的な人々の暮らしがテーマです。聴く人が楽しめるよう、時々エッチな言葉も飛び出します。

ワットスタットでは、パゴダを砂で作ったり、ナンタルンを体験することもできます。施設の周りでは南部の特徴的な料理や菓子もいろいろと販売しています。早速、美人教師のミサちゃんに体験してもらいました。そして、南部地方のシンボル「テェン」君と一緒に記念撮影!ミッション達成ー!カチャッ!

ミッション③「中部のソンクランを探せ!」

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またフリーバスに乗って、次のワット・サケットに向かいます。水掛け祭りの真っ最中の日、バスに乗ってもお水からは逃げられないー!途中、外からバスに向けアングルの仲間達が水をかけられちゃいました。ミサちゃんも水かけられ、初体験です。このフリーバス、イベント期間中の限定ですが、バンコクを中心に有名なお寺9カ所を回ってくれます。

タイ人は年に1回、9カ所のお寺にお参りができると、幸運が回ってくると信じてます。来年のソンクランやイベント期間中にタイを訪れる予定の皆さん、ぜひ、このフリーバスを利用してみてください。参考まで巡回してくれる9カ所のお寺は下記のとおりです。

①ワット・ガラヤーナミット
②ワット・チャナソンクラーム
③ワット・プラチェテュポン(ワット・ポー)
④エメラルド寺院
⑤ワット・ラカン・コーシターラーム
⑥ワット・スタット
⑦ワット・アルン
⑧ワット・バワォーンニヴェート
⑨ワット・サケット

ワット・サケットに到着!

ワット・サケットは、タイ語で「プーカウトーン」(黄金の丘)とも呼ばれてます。標高約80メートルの黄金の丘。頂上には黄金のタイルを貼った仏塔があります。丘は360度の展望があり、バンコクの市街地を眺めるのに絶好の場所です。

ここに建つのがラマ3世時代(江戸時代末期)に建てられたのが「ワット・サケット ラッチャマハーウィハーン」という寺院です。平坦な土地が続くバンコクではひときわ目立つ存在です。高台の入口には318段あるらせん状のコンクリートの階段が広がっています。途中ラカン(鐘)を突いたり、ドラを叩いたりして登ります。頂上には黄金の仏塔がそびえており、圧巻です。遠くにはラマ8世橋も見ることができ、バンコクの街並みをパノラマ一望できます。時間帯によってはオレンジ色の袈裟をレモン色の帯でしめた褐色の僧侶たちも見かけることができます。

中部地方ならではソンクランは、大家族が集まって水を掛け合うのが習慣となっています。この地方によくあるスイーツや食べ物もたくさん並んでいました。衣装を着付けた若い女性も水をかけられていました。中部地方の文化を楽しみながらみずみずしいソンクランも体験できました。ミッション達成で記念撮影。カシャッ!

ミッション④「東北部のソンクランを探せ!」

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anngleチームがキャッチした情報では、東北地方のソンクラン祭りは、「ワット ラチャオーロッド」という寺院で意外にも体験できるとか。ここにある日本語学校センターで高校の生徒向けに行われているそうです。その前に、ちょっぴり小腹が減りました。タイ風かき氷屋さんとスイーツ屋さんに立ち寄って、ちょっとひと休憩。

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そうこうして、ついに到着!さすがに東北の文化、色鮮やかなソンクラン。「パーカウマー布」の飾り、この地方独特の音楽も聞きながら、のりのりの雰囲気でした。ここでは、同地方に伝わる焼き物のお絵描きも体験することができます。さっそく、ミサちゃんもチャレンジ。東北ミッション達成ー!記念写真で一枚!カチャッ!!

こうして無事、タイ4地方のソンクランが体験できミッションも終了となりましたが、「肝心のお水掛け祭り本番はまだ体験してません!」とミサちゃん。そこで、水掛け祭りの一番ホットな場所「カオサン通り」に向かいます!お水との戦いはここからです!

ここで「ラストミッション!」アングルのビックボスを探せ!

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待ち合わせもせずに偶然、アングルの日本語編集長、小堀さんに出会ったのはカオサン通の中ほど。なんだか、すでに酔っ払っているよう。また、帰りには、アングルを運営するメデェター社のビックボス、ガンちゃんにも遭遇!!!。なんと皆さんが良い機会に偶然でカオサン通りに集まっていました。ということで、ラストミッション達成、最後の記念写真で!カチャッ!!

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びしょびしょのソンクランミッションも、これで全部終了!旧正月、おめでとうございます!「サワッディー・ワン・ソンクラン」皆さん!チームアングルより。

続き、今回のスペジャルゲストとして来てくれたミサちゃんの簡単なインタビューはこちらです!

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