国境付近も含め依然として大型商業施設の開発ラッシュが続くタイ王国。2016年もさらに多くのショッピングモールがオープンを控えているようです。
今回はその中でも注目されている4つのショッピングモールをご紹介します・・・
2016年タイ国内で注目される4大新商業施設
Blueport(ブルーポート) / ホアヒン
閑静なリゾート地として知られるホアヒンにオープンする「Blueport(ブルーポート)」。リゾートにショッピングモールが必要なのかは微妙なところだが投資額は50億バーツ(約190億円)。有名な政治家Suwat Liptapanlopの娘が管理と運営を担当する。
CentralPlaza(セントラル・プラザ) / ナコーン シータマラート
セントラル・グループの郊外型ショッピングモールは、自然が豊かなナコン シータマラート県へ展開。投資額は約70億バーツ(約230億円)で、一昨年の5月から建設が始まっており、予定通り2016年上半期にはオープンするとのこと。
Terminal 21(ターミナル 21) / ナコーン ラーチャシーマー
バンコクのアソーク駅と直結したショッピングモール「ターミナル21」は、空港のターミナルをイメージしたコンセプトを武器にラーチャシーマー県(コラート)にオープン。今後は東部のリゾート地パタヤと南部のプーケット島にも展開予定で、投資額は60億~70億バーツ(約200億~230億円)。
Siam Discovery(サイアム・ディスカバリー) / バンコク
サイアムセンターやサイアムスクエアなど、付近の改築ラッシュについていけず、過去数年で2度の改装工事を行った老舗ショッピングセンターが再挑戦。
タイの開発工事はやっぱり遅れる・・・
タイでの建築開発は完成時期が大幅に遅れる事が多い。そのため、上記の商業施設も場合によっては2017年に延期されることも考えらる。とはいうもの、地方型の大型商業施設の需要は著しく伸びており、各デベロッパーは引き続き地方展開を主用事業としていく見通しだ。