タイ警察は先日、大手ポータルサイトのSanook.COMを通して「10 Roads Project」プロジェクトを発表しました。
今回のプロジェクトはバンコク都内にある32箇所の警察署が協力し、都内主要道路の10箇所を対象とした新たな駐車交通規制で、基本的に違反ドライバーには罰金と強制的なレッカー処理を課すというもの。
また、レッカー後の“車両維持費”も合わせて請求されるため、早期に問い合わせなければならないという、違反ドライバーにとっては手続きが若干厄介な法律となっています。
無論、タイ人からは「”タイ警察自身”がこのプロジェクト自体をどのくらいのあいだ継続できるのか?」という指摘も上がっているようですが、渋滞大国のバンコクもついに違法駐車時には俗にいう”強制レッカー”という厳しい交通規制がスタートしたことになります。
「10 Roads Project」プロジェクトの詳細
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違法駐車の罰金(基本価格)
1.四輪者:500THB(車体維持費用:200THB)
2.六輪トラック:700THB(車体維持費用:300THB)
駐車違反時の強制レッカー対象道路(約10箇所)
1.ウィパワディ·ランシット通り
2.ラッツプラオ(ハッピーランド〜ラッツプラオの交差点)
3.ラチャダ(プラチャンクル交差点〜ラーマ9世の交差点)
4.パホンヨーティン通り(戦勝記念塔〜カセートナワミン)
5.ラムカムヘン通り
6.ペッ通り
7.スクンビット-プルンチット-ラマIエリア(バンナー〜ポンプララーム交差点)
8.ラマIV(ラムピンポン交差点〜ラマ4世通り交差点)
9.サトーン通り
10.ラチャダムヌンクラン通り
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