前回11月5日に引き続き11月22日、Pathomtani県 Baan Pruud地区 に物資を運ぶ救援活動に同行した。事前に連絡を取っていた現地レスキュー隊と現地で待ち合わせ、被災地入り。サイレンを鳴らしながら青空ピックアップトラックで行く旅は、ある意味で気分爽快でもあった!
現地に到着すると、集会所のような場所に通された。水は前回より、1mくらい引いたもようだ。担当者が放送で物資が届いたことを告げる。みるみるうちに人が集まり出し、列を作った。
リーダー風のおばちゃんに聞くとと、ドッグフードが予想外に一番人気。洪水が広がるにつれ、そのへんの犬が家に避難してきたといい、おばちゃんの家には15匹もの犬がいるらしい。
洪水クルージングに連れて行ってもらった。
この地区は大きな運河にも近く、浸水も珍しくないが、水がしっかり巡回するらしいので、水の匂いもほとんど気にならなかった。
冷蔵庫を改造した船 |
扉を改造した船 |
みんな流石の 櫂さばき。 |
洪水クルージング |
後方確認 |
でっかい発泡スチロール |
前回行ったお寺へ向かう
サワディーカップ 相当浸水していた、お寺へ やっぱり、犬も もちろん猫も。 豚までもが、避難してきていた。 その豚も、洪水の最中、赤ちゃんを産んだらしい。
人も動物も助け合って生きているような印象を受けた。地域の人々の温かさを感じた。
笑顔を絶やさない国、タイ
微笑みの国タイ人。人々は笑顔を忘れず、旅人を暖かく包む。だが、闇雲に繕っているわけではない。自らの努力ではどうにもならない自然の摂理。こういったものを受け入れたうえで日常があるような印象を受けた。