旅行客にもタイ人にも根強い人気の巨大マーケット
タイのチャトチャックのウィークエンドマーケットと言えば、バンコク観光客が必ず訪れると言っても過言ではない目玉スポット。設立から30年以上経った今もその熱気はとどまることを知らず、むしろ増していく一方ですが、今回はそんなチャトチャックの新しい楽しみ方をご紹介します。
マーケットにたどり着くと、1万5千軒以上といわれる店舗が所狭しとひしめいています。中にはエアコンのある店もあるけれど、基本はせまーい路地の中で蒸し風呂状態、だらだらと滴り落ちる汗をふきふき人を掻き分けながら進んでいきます。
個性あるスマホケースの山
今一番マーケットで売られているものと言えば筆者が初めてバンコクを訪れた8年前には存在しなかったスマホケースでしょうか。100B前後から、タイの雑貨らしいキッチュなスマホケースをゲットすることができます。タイらしい民族モチーフからヒッピーなバックパッカーが好みそうなサイケデリック柄まで選びたい放題。
他によく目にするのは、手作り風オーガニック系のスパプロダクト。デパートなどで売っている有名ブランドとは違いますが、おしゃれなパッケージがお土産に喜ばれそう。お肌への効果は買って試してみるしかありませんが、見た目だけなら十分なクオリティ。
タイならではのアートなおみやげコーナー
お土産に良さそうなモン族の小物屋やかごバックの店、ペット用品からペットそのもの(鳥やら猫やら)までざっと見つくして疲れ果てたころ、マーケットの一番奥にひときわゆるやかな風が吹くエリアが目につきます。そうそこはアート作品売り場。タイの現代アーティストがスペースを借りて自分の作品を売っていたりするのです。作品はいずれもレベルが高く、アートギャラリーさながらの陳列。
このエリアにはすこしお値段の張るカフェやバーのような店もあるので、のんびりビールを飲みながらアート鑑賞にひたるのはいかがでしょうか?もしかしたら未来のスーパースターの作品を先物買いできるかも。