タイの携帯端末市場は景気低迷や消費の落ち込みにも関わらず、スマートホンの売り上げが今なお好調のようだ。年末には販売台数が昨年を10%以上上回る1650万台前後に達する見通しで、デバイスメーカーとしてはサムスンのGALAXYシリーズ、そしてSONYのEXPERIAシリーズも徐々に人気がでてきている。
グローバルに事業を展開する総合調査会社GfKリテール・アンド・テクノロジー(タイランド)によれば、今年のスマートホン販売は昨年を37%上回る780万台(約540億バーツ)にのぼると見込まれており、タイのスマートフォン市場は業界の予測を超えた成長を続けている。