ゴルフや売春の聖地としても知られているタイ。そんなタイでは、毎日のように同性愛者やレディーボーイ(ニューハーフ)を見かける。
ニューハーフが当たり前のように美容室で髪を切り、レストランでウェイトレスをしている。ゲイが普通にオフィスで働き、社会的に成功している例も多い。
日本でもトランスジェンダーの有名人のメディアへの露出機会が増えつつあるが、まだまだ世間の風当たりは厳しいものである。しかし、タイでは幼いころからゲイだったという話や昔からレズビアンだったという話をよく聞く。
タイにゲイやニューハーフが多い理由
1.父親よりもよく働く母親の姿を見て、女性に憧れてしまった
母親を好きで好きでたまらないという感情が女性をレズビアンに変える。また、母親の背中を見て女っぽく成長した男性がゲイとなる。タイで生活を送っていると、なんとなくわかる気もする。
2.社会的に同性愛者などを受け入れる体制がしっかりと整っている
体制というほど厳格な物ではないが、タイには同性愛者やゲイなどがいて当たり前という雰囲気がある。ゲイになっても性転換をしても社会的な風当たりは皆無なため、自分の気持ちに正直になれるのである。
性に関して寛大な国、タイ。他にも様々な説があるが、要するにタイは性に関して寛大な国だということが言いたい。実際に、日本人のゲイの方や白人のニューハーフの方なども、ちらほら見かけることがある。
性に関して寛大な国は、正直な人々を集めるのかもしれない。ゲイ専用の通りもあれば、ニューハーフの集まるお店もある。これらもタイ文化の面白いところではないだろうか?