海側はシーフード
Pattayaと言えば、海。そうシーフードが美味い。安いかと聞かれれば、パタヤの街中はそこそこの値段がする。安くて美味いシーフードとなると、Pattayaビーチの南に位置するジョムティエン・ビーチの外れより南まで行く必要があるだろう。
サタヒップ郡になってしまうがバン・アンパー、バン・サレーまで行くとLocalの安くて美味いシーフード・レストランが軒を重ねている。そこで食す海鮮やトム・ヤム・クンは格別に美味い。
日本から来たお客さんには、連れていけるタイ料理屋はあるが、Bangkokから来たお客さんが舌鼓を打つタイ料理屋はPattayaにはほとんど無い。タイ料理を食うのであればBangkokの方が格段に美味い。
山側のイーストパタヤは無国籍
ではここ山側のEastPattayaでは何を食えばいいのか?イギリス、ドイツ、オランダ、フランス、オーストラリア、ベルギー、アイルランド、ロシア….世界中の人種が永住の地として集まるEastPattaya。多国籍とは違い、国籍ごとに集団を作るわけでも無く、出身国を意識することも無く、気の合ったもの同士が仲良く集う無国籍な村。
ここに住むファラン(外国人)の8割はリタイアしているが、2割はまだタイで働いている。ここから30分のところには東洋のデトロイトと呼ばれる大工業地帯がある。多くはそこで技術者として働いているが、一部の人達はこの村でレストランを営んでいる。イギリス料理、ドイツ料理、オランダ料理、フランス料理…..
その国のシェフが自ら包丁を握っている、もしくはタイ人のシェフを教育しているので、本物の味である。そして、BangkokやPattayaの街の中の半分程度の値段で洋食は食える。
EastPattayaに来た際には是非本場の味の洋食を食べていただきたい。
ちなみに筆者の好きな各国の料理を紹介しておく。
1.イギリス料理
工業革命に没頭していたため、料理の進化が遅れ、ほとんど美味いものが無いといわれている。でも、我慢して食べていると、それなりの味の意味が解ってくる。
・English Full Break Fast::
英国に来たら3食これを食っていれば間違いないといわれるほど、代表的な英国料理。好きな方法で料理してくれる玉子、イギリス風のハ-ブソーセージ、ベーコン、炒めたマッシュルーム、Baked Beans,焼いたトマト、ハッシュド・ポテト、ブラック・プディング、イギリスパンのトースト、コーヒー又は紅茶、オレンジジュース。つまりホットミールである。うちの村で100Bahtから180Baht。
・Sunday Roast Dinner::
歴史的な存在の古くからある日曜日のランチ。ローストしたビーフ又はポーク又はチキン又はラム。たっぷりの煮た野菜、ローストポテト、マッシュポテト、忘れてならないのがヨークシャー・プディング。これにたっぷりのグラビーソースをかけていただく。たまりません。うちの村で150Bahtから250Baht。
・Chips::
フライド・ポテト。ほとんどフレンチフライと同じだが、違う。太くて、ベチョベチョ揚ってる。これに超臭いビネガーをかけて食べる。自分はフレンチフライは嫌いだが、Chipsは大好物である。うちの村で単品で50-70Baht。ステーキ、ハンバーグ、サンドイッチを頼めばもれなくついてくる。
2.ドイツ料理
日本のソーセージはほとんどがドイツ風なので、日本人にはなじみの味。
・Breakfast::
ドイツの朝食はコールド・カット。ハムやチーズをスライスしたものと卵料理、ドイツパン、コーヒー、ジュースである。ボリュームがあるが、油で料理されてないのでヘルシーである。日本の家で食べる朝食に近い。うちの村で150Baht から180Baht
・BratWurst::
お馴染みのソーセージである。本場物はハーブが効いていて、いろいろな味が楽しめる。日本のはほとんどスモ-クしてあるが、実際は生が中心。それを煮る、焼く、炒めて食す。バケット・パンにBratWurst+キャベツ・サラダ+炒めたオニオンをはさんで食べていただきたい。うちの村で60Bahtから120Baht。
・野菜スープ::
クリアーな野菜のスープ。アツアツを!!うちの村で60Bahtから100Baht
3.イタリア料理
世界中で愛されるPizza,Pasta。
・Pizza::アメリカの宅配ピザのようなパン生地は無い。薄いPizzaパイである。
また、あれもこれもトッピングで入ってるわけではない、2種類くらいの組み合わせがほとんど。イタリアン・ソーセージ+オリーブのPizzaが最高。Tabascoではなく自家製チリオイルで。うちの村で180Baht から240Baht。
・Pasta::ボロネーズで決まり。うちの村で140Baht から180Baht。
・トマト・サラダ::自分でオリーブオイル、ヴィネガー、塩、コショウを混ぜてイタリアン・ドレッシングを作る。うちの村で60Bahtから80Baht
4.オランダ料理
ポテト料理、ミートボールは絶品。250Bahtから300Baht
5.フランス料理
やっぱ、他の国と比べてフランス料理は、味付け、ソース、料理方法に関して和食級に研究されている。白身魚のムニエルなんて目にしただけでよだれが出ちゃう。うちの村で350Baht
以上が筆者がEastPatayaで好んで食している洋食の一例である。他にも紹介しきれない各国の料理があるが、興味のある方は連絡をいただけたら、筆者の知る限りのことはお答えする。