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タイ人直伝!タイの屋台の基礎知識  おススメの紅腐乳麺屋さん

数あるタイの屋台麺クイティアオ。最後にご紹介しているのが、ピンクのスープで知られるイェンターフォー(紅腐乳麺)。今回は美味しいおススメのイェンターフォー屋さんをお知らせします。

『นายอ้วนเย็นตาโฟ』ナーイウアン・イェンターフォー


อ้วนโฟ2

はじめにご紹介するのは、大人気の古いお店です。「นายอ้วนเย็นตาโฟ ナーイウアン・イェンターフォー」という店名で、もう40年以上も営業してきます。

「サゥチンチャーเสาชิงช้า」という有名な旧跡の近くにある「ディンソーดินสอ」通りの「ナーワーนาวา」横丁に入って、200メートルくらい行くと、右側にあります。赤い看板で判断できます。

「サゥチンチャーเสาชิงช้า」は、バンコクのタイ人なら知らない人はいないほど。周辺一帯には、美味しくて有名なお店がたくさんあります。


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今回紹介する紅腐乳麺屋さん「ナーイウアン・イェンターフォー」。こちらのイェンターフォーが他のお店と違うのは、クイティアオに「ムーバテンหมูบะเต็ง」という豚肉が入っている点です。醤油のようなたれと一緒に炒められた小さい豚バラ肉。ちょっと甘くて、クイティアオに入れると、信じられないほど美味しくなります。

つみれやワンタンなどの具材も手作りで、生臭さもなく美味しい。おススメなのが揚げた海老つみれと揚げたワンタン。別に注文してもおススメ!

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値段はノーマルで一杯40バーツ。ピセーッ(大盛り、全部入り)なら、50バーツ。営業時間は平日は09.00時~21.00時、土日は09.00時~16.00時。

『เย็นตาโฟฮ่องเต้』イェンターフォーホンテー

ฮ่องเต้1

次にご紹介するのも、大人気の古いお店です。「เย็นตาโฟฮ่องเต้ イェンターフォーホンテー」というお店で、50年以上も営業してきます。

シーヤーンศรีย่าน」という有名な交差点の近くにある「ルアンチットร่วมจิตต์」通りを入って20メートルくらい行くと、お店が左にあります。白地の大きい看板に、緑の文字が目印です。店舗は2つあって、1号店と2号店は隣り合わせ。午前中に1号店が営業、2号店は午後、営業します。

ฮ่องเต้2
ฮ่องเต้3

のお店の特徴は、具材がたっぷりなこと!美味で新鮮、生臭くありません。イカもパリパリで大きいし、空芯菜もパリパリで甘々。もう一つ、欠かせないのが揚げた魚の皮。スープと一緒に食べると、もう最高!さらに、ソーセージのような豚の腸と揚げたつみれも絶品です。

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ちなみに、店名の「ホンテーฮ่องเต้」は直訳すれば「中国の王様」という意味で、王様が食べるぐらいの特別なイェンターフォーを提供する店ということになります。

値段はノーマルで一杯40バーツ。ピセーッ(大盛り、全部入り)なら、50バーツ。営業時間は1号店は08.00時~15.00時、2号店は15.00時~22.00時。月曜日は両店ともお休み。

『พลก๋วยเตี๋ยวโบราณ』ポン・クイティアオボーラーン

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最後に紹介するのは、とても珍しいお店です。「พลก๋วยเตี๋ยวโบราณ ポン・クイティアオボーラーン」という紅腐乳麺屋さん。1年間9ヶ月くらい営業してきます。

お店は戦勝記念塔の近く。「プラチャーソンクルォ ประชาสงเคราะห์」通りの「プラチャーソンクルォ ประชาสงเคราะห์」ソイ(小道)1と3の間にあります。白地の大きい看板に、店名が赤い文字で書かれています。さて、どこが、どう珍しいのでしょうか?

お店に着くと、誰でもビックリするはずです。というのも、5-6人ぐらいは座れそうな食卓の中央に、直径30センチ以上はある大きな茶碗がデーンと置いてあります。中にはたっぷりの具材とスープ。お客さんは、麺の入った自分の茶碗に具材とスープを取り分けて食べます。


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お客さんから「イェンターフォー・コートクルァーン เย็นตาโฟโคตรเครื่อง」というあだ名が付けられるほどの有名店。タイ語で「コートクルァーン โคตรเครื่อง」は、具材がすごいたっぷり入ったという意味で、とても一人で食べ切れません。それにしても、普通のサイズでも、たっぷり!


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たっぷりで大きいだけではなく、スープも濃くて美味。具材も新鮮で美味しいです。大きい川海老、サーモン、ニュージーランド貽貝などシーフードもあります。前菜には、豚つみれ焼きがおすすめ!タレがうまいんです。

とにかく、ここで一度、召し上がってみてください。こんなに珍しいお店は、バンコクにもそうそうありません。味もあまり辛くないですし、外国人向けです。私たちタイ人でも、忘れられないほど美味しくて、いつも感激して帰ります。

値段はいろいろなサイズがあるので、30バーツから100、200、300、800バーツまでです。営業時間は午前11.30時~21.00時。年中無休。

 

【お知らせ】連載企画「タイ人直伝!タイの屋台の基礎知識」は今回でいったん休載の予定でしたが、好評につき、拡大版として継続いたします。次回からは、さらに面白い、一風変わったタイの麺をご紹介して行きます。

 

タイと言えば屋台、屋台と言えばタイというほどに馴染みの深い屋台文化。街には星の数ほどの無数の屋台がひしめき合い、人々の食欲を満たしてくれている。種類も多岐にわたり、麺、おかずかけご飯、揚げ物、シーフード、菓子など…。その迫力や豊富さには、しばし圧倒されるほど。新企画「タイ人直伝!タイの屋台の基礎知識」では、anngleの若きタイ人ライターが屋台料理の隠れた魅力、種類、注文の仕方、イチ押しの店などを連載で一挙ご紹介!これだけあれば、もう貴方も、タイの屋台通に!(取材・文:プーたろう)

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