日本で人気のセルフスタイルのフローズンヨーグルト専門店「パーティーランド」が、バンコクのサイアムパラゴンにオープンした。
しかも日本国内ではこれを記念し、数量限定なくなり次第販売終了のレアアイテムとして、マンゴーフレーバーと限定トッピングのパクチーがあるという。
…マンゴーはこの際よしとしよう。タイも今マンゴーの季節だし、皆大体マンゴーフレーバーって好きだろう。だがトッピング。こともあろうか、パクチー。
あの、長年タイに住んでみても、どうしても食べられないという人多数の食材、パクチー。
あの、匂いがカメムシに似てるから無理という人多数の食材、パクチー。
英名:コリアンダー。そう聞くとなんとなくオシャレっぽいけど…いやいやいや、パクチーはパクチー。
日本の皆が、そこまでしてタイのオープンを祝ってくれているなら!とばかりに、甘いもの大好き!という日本人女性を引き連れ、早速行ってきました。
場所はサイアムパラゴンのG階Sweet Avenue。
スーパーの裏手という、ちょっと分かりにくい場所にあるスイーツゾーンの一角だというのに、すでにタイ人のスイーツ好きで店内は埋まっていた。
店頭で呼び込みをしているタイ人スタッフに、ダメ元で「マンゴーフレーバーで、パクチーのトッピングってありますか?」と聞くと、怪訝そうに「パクチー?あのタイ料理に乗っかってるパクチー?(キョトーン)」といわれた。
やはりタイにはないらしく、日本国内のみでの限定プロモーションのようだ(残念)。たしかにそれって、日本で抹茶アイスに刻みシソのトッピングを出すようなもんだもの。全くもって売れる気がしない。
気を取り直しシステムを聞くと、カップに8種類あるフレーバーから好きなものをチョイスし(複数種類でも可)、20種類以上のトッピングを好きなだけ載せる(これらすべてセルフサービスで行う)。
好きなだけ載せたカップをレジへ持って行くとその場で重量を量ってくれて、重さに応じた金額を支払う(100g/80バーツ)。なるほど。
同行の女性も待ちきれず、一目散にカップ(大)を手にサーバーに並ぶ。「100gまでに抑えて?ね?」と念のため声を掛けるも…
…361バーツ!!
今回選んだフレーバーは、プレーン/紅茶/チーズケーキでしたが、さすが日本クオリティ!本当に滑らかで甘すぎず、繊細な美味しさ。
361バーツを高いと感じるか相当と感じるかは人それぞれですが、次回また食べる機会があったら、今度は「ピタリ!100gでこれだけ盛れた!」に挑戦したいものです(無理)。