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タイの屋台の基礎知識 たくさんある麺の種類

タイのヌードル(麺の種類)
タイのヌードル(麺の種類)

好評中の「屋台企画」クイティアオ編。麺の歴史、クイティアオの種類と続いたので、今回からはいよいよ具体的な材料のお話。初回は主役、麺の種類。どれくらい知っていましたか?

1.センミー

センミーは最も細い麺です。日本では「ビーフン」とも呼ばれる米粉から作られる麺。通常乾麺の状態で店に並んでいます。食べた時の歯ごたえは何となくコシの無い日本蕎麦系。かなりあっさりしてる麺で、屋台の規定量で食べると日本人の胃袋には全然足りません。

2.センレック

センミー同様に、米粉から作られる麺で、幅約3mm~5mmの平たい麺。タイでは主に乾麺を戻して使用します。食べた時の歯ごたえはコシの無いうどんに近いですが、多めに取って食べると多少のコシは感じられます。「パット・タイ」と呼ばれるタイ風ヤキソバにも使われる麺です。

3.センヤイ

やはり米粉から作られる麺で、センレックとは麺の幅が違うだけの兄弟麺。きし麺と同で幅約1cm~2cm以上で滑らかさが信条です。食べた時は、歯ごたえというより、ぬめぬめぴらぴら、という食感。

4.バミー

小麦粉で作る中華麺です。いわゆるラーメンの麺です。極細と平ら面の2種類があり、極細が多いようです。手作りにこだわってる屋台もあり、美味しいところのバミー麺は日本のラーメンのようにシコシコと美味しいです。日本人にどの麺にしますかと尋ねると大半が、このバミーを注文します。

5.シャンハイ

緑豆を粉にして作られる麺で、淡い緑色です。生麺は丸い形も四角もありますが、通常は煮て巻かれた麺が売られています。最近、あまり人気がないようです。

6.ウンセン

シャンハイ同様に、緑豆が原料の麺。日本では「春雨」と呼ばれています。タイ人は、ウンセンを食べても太らないと思っている人が多く、ダイエット中にクイティアオを食べたくなると、ウンセンを注文します。

7. センクゥイヂャップ

米粉から作られる巻き太めんで、クゥイヂャップという、もつ煮込みスープに入れて食べます。このめんは四角や三角のくるくる巻いた太めんが特長です。

8.即席ラーメン

乾燥した即席麺を置いているクイティアオ屋さんもあります。タイのサハ財閥が販売している即席麺「ママー」のブランド名をもじって、通常、この麺のことを「ママー」と呼びます。「ママー」という名前で売っていても、実際は「ママー」の麺でない場合もあります。

タイと言えば屋台、屋台と言えばタイというほどに馴染みの深い屋台文化。街には星の数ほどの無数の屋台がひしめき合い、人々の食欲を満たしてくれている。種類も多岐にわたり、麺、おかずかけご飯、揚げ物、シーフード、菓子など…。その迫力や豊富さには、しばし圧倒されるほど。新企画「タイ人直伝!タイの屋台の基礎知識」では、anngleの若きタイ人ライターが屋台料理の隠れた魅力、種類、注文の仕方、イチ押しの店などを連載で一挙ご紹介!これだけあれば、もう貴方も、タイの屋台通に!(取材・文:プーたろう)

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