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New Latitude Wine 新緯度帯ワインの魅力。第9回-フラッグシップの誇り

【Asok Cabernet Sauvignon 2009】(アソーク・カベルネソーヴィニヨン)生産地:カオヤイ

カオヤイのワイナリー「GranMonte(グランモンテ)」が誇るフラッグシップと言うべき赤ワイン。カベルネソーヴィニヨン60%、シラー40%を使用。フランス・ボルドー地方では赤ワイン品種として馴染みのあるカベルネだが、当ワイナリーでは初めての出荷となった。

樽熟に14ヶ月をかけ丹念に仕上げた。年間の生産量は4000本しかなく、ワイナリー付属の売店と日本の輸出先でしか手に入れることができない。売店店頭の価格は1本3500バーツ(約9100円)。

エッジ(ワインの液面の縁の部分)が少し赤身がかっており、優しさと濃厚な力強さを同時に感じ取ることができる。オーナーの娘Nikkiさんが醸造学をオーストラリアで学んできただけあり、極上のオーストラリアワインを彷彿とさせる。

ソムリエ:Koji Haraからの一口ポイント
タンニンも上品で、さすがにフラッグシップというべき1本。コーヒーやカカオの香りが特徴的。完成度の高いこの種の赤ワインには炭火焼きを使った料理がよく合う。タイ料理で言えば、ガイヤーン(鶏の炭火焼き)、コームーヤーンなど。ステーキ全般にも最適だ。

ソムリエ:Koji Hara
愛知県出身の42歳。2001年ごろからタイと関わるようになり、バンコクでワインバーを経営したことも。ソムリエのほか、日本酒の利き酒師の資格も持つ。HPアドレスは次のとおり。


www.bacchusonline.net/

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新企画「New Latitude Wine(新緯度帯ワイン)の魅力」

ワインの産地は、フランスやイタリアなどの伝統的な南欧州を旧世界「オールドワールド」と呼ぶのに対し、米カリフォルニア、チリ、豪州などの新興国を長らく「新世界」と呼んで区分を明確にしてきた。

ここに近年、新たに加わったのが、「New Latitude Wine(新緯度帯ワイン)」と呼ばれる産地。北緯・南緯ともに30~50度が最適な緯度帯とされてきたワイン醸造で、北緯50度以北のオランダ、デンマーク、ポーランド、北緯13~15度のタイで造られるワインは、かつての常識を超える存在として注目を集めている。

新企画では、新緯度帯ワインの筆頭株、タイ産ワインを紹介していく。

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