タイのカンチャナブリ県に住むカレン族の少年クリアオ君(14歳)は、普段は地元の旅行ガイドなどを手伝っている元気な中学生。その彼の元に2月末、とある外国人グループからガイドの依頼が入った。
運命的な出会い
外国人グループと一緒にいつもの田舎道を歩くクリアオ君。そんな中で外国人の1人が彼に声をかけた・・・「ちょっとこの服を着てみないか!?」。突然の展開によくわからなかったクリアオ君は、言われるがままに服を着て付近の湖などで数枚の写真を撮影した。
不思議に思ったクリアオ君は「どうして僕が撮影するの?」と尋ねてみると驚くべきことが分かった・・・なんと、撮影をしたのはフランスのファッションブランド「ルイビトン」のファッションデザイナーだった。また、同行してた外国人はメンズファッションメディアの「GQ Germany」の関係者で、君のスナップショットを是非使わせてほしいとのこと。
ソーシャルメディアで絶賛
その後、撮影された写真はGQのインスタグラムに投稿され、タイ国内のソーシャルメディアでは「彼はモノスゴイチャンスをモノにした!」などと大絶賛。
ファッションモデルが未経験だったクリアオ君は、地元メディアに取材に対し「ルイビトンに感謝。僕に興味を持ってくれた方にも感謝。お給料として受け取ったお金は、母親と教育のために使います。」と話したという。
source:kanomjeeb