5月17日と18日の二日間、東京は代々木公園にて第15回目となるタイフェスティバルが開催された。
ここ一年、反政府デモやインラック首相の失職騒動など、何かと不安定な面が見え隠れしタイ本土であったが、日本国内のタイの人気ぶりは相変わらずでとにかく今回もすごい数の人が集まった。
毎年、タイフェスの入場者数は数十万人言われているが、2014年の代々木公園もあながち大げさでも無いほどの賑わいようだった。
今年のテーマは“ハーブとスパイス”
タイフェスティバルは毎年イベントテーマが設定されており、今年のテーマは“Herbs&Spices”
タイはインドに似たハーブ&スパイス王国。タイ料理のほか、医薬品やスパなどで様々な場面にハーブやスパイスが取り入れられおり、天然ハーブは世界中に輸出されている。
高層ビルが次々と立ち並び、めまぐるしく近代化を遂げているタイ王国だが、先人の知恵や伝統を維持しながらも発展しているのが何よりの特徴だ。
とにかく多いタイに関する全国の店舗
タイ料理を中心に、タイフルーツやタイ物産などの店が軒を連ねる。
この日のために、日本中のタイ関係のお店が出店しているのでは?というくらい出店店舗数は多く、今年の出展店舗数はレストランで約70軒、プロダクツで約50軒、その他30数軒の合わせてなんと150軒ほどのお店が出店していた。
ワンコインで人気のタイ料理を堪能できること
食事系はどの店も大体一皿500円という価格帯が多く、ワンコインで食べやすいようになっている。
しかし食べるまでは一苦労で、どのお店も例外無いほどに長蛇の列をなしており、併せて今年は両日とも好天に恵まれ、まるでタイの屋台で並んでいるような錯覚に陥るほど暑かった。
会場はナンプラーの匂いが立ちこめ、激暑の中ムッとするような匂いの感じが偶然とは言えタイを上手く再現されていました。
タイの面白さを見せつける
特設ステージでは、時間ごとにライブコンサートや、ムエタイショー、タイ伝統舞踊などが代わる代わる繰り広げられ、来場者を楽しませていました。
なんというか来ている人達の層がみんな同じというか(笑)アジア好きな人達が大集結したようなイベントでした。日本のタイフェスティバルは年々場所が増えつつあり、最近では大阪や名古屋などでも開催されている。
これまでタイに行ったことのない方も、過去に行ったことのある人も、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
当日の様子はanngleのフェイスブックファンページでもご覧になれます。
タイ・フェスティバル2014 in 代々木公園